これからの娘。…

自分が思うに、結成当時からのファンの支えというのは娘。にとって大きいものだと考えます。その多くは当時10代後半〜20代前半の男性だったと思いますが、その人達が結成から8年の今までファンを続けてきたとして25〜30代前半になっています。それとは逆に娘。メンバーの平均年齢は年が経つごとに若返り…かおりん卒業を契機に娘。ファン卒業という人も多いのかなぁと思います。さらに言うなれば、良くも悪くも「今までのモーニング娘。とこれからのモーニング娘。は別物」と考えるファンは多数だと思います。そういう意味で古参のファンがいなくなり、結果的にファンの数が減る…という懸念は確かにあることでしょう。ただ「今までと別物」という事は、逆に言えば新規のファンを獲得するチャンスでもあるわけです。
話は変わりまして、昨年〜今年頭にかけて行われたモーニング娘。ラッキー7オーディション」、7期メンバーは「該当者ナシ」でした。「今までのオーディションなら3〜4人は入れてた」「エースを探さにゃ…」「近い内にもう1回やりたい」これらは同番組内でのつんく♂の発言です。「該当者ナシ」の発表があってからわずか20日余りの今日、ハロモニの番組ラストでつんく♂の「近い内にもう1回やりたい」の言葉通り「モーニング娘。オーディション2005開催決定!」の報が飛び込んできました。
さらにお話を1つ。今日のハロモニ。内容についての感想は明日書くとして「リニューアル第1回目」の今日の放送、スタジオには現メンバーに加え、裕ちゃん・圭ちゃん・ごっちんののちゃんあいぼん(なっちも時期が来れば出演することでしょう)…と娘。卒業メンバーかつ現ハロプロメンバーが(総)出演していました。
つまり自分が何を言いたいかと言いますと、ちょっと現メンバーには手厳しいコトになりますが「この2つの事の『意味』を真剣に考えて欲しい」ということです。「エース探し」のオーディションをやる…これは前にも書きましたが、現娘。メンバーの中で「エース不在」をつんく♂が暗にメンバーに通達しているのと同じです。娘。卒業メンバーがハロモニに総出演する…これは先程書いた古参ファンの番組離れを防ぐためなのかな、と。裏を返せば、現メンバーだけのハロモニを見る人がどれだけいるのか?…ということです。
メンバーには娘。の為、そして自身の為にもオーディションでの加入メンバーどうこうの前に「自分がエースになってやろう!」と奮起してもらいたいです。最も、やぐっちゃん・よっすぃ〜はリーダー・サブリーダーという立場からしても同時にエースというのは考えにくいですし、梨華ちゃんはもうすぐ卒業、ミキティは元々が助っ人的役割で娘。に加入しているワケで…要はミキティを除いたゴロッキーズがそういった部分を感じ取らなきゃってことです。5期・6期はいわゆる「ライバル意識」というのが、同期間ではあったにしても娘。全体というのでは経験がナイと思うんです(フットサルで紺ちゃんののちゃんがキーパーのポジションを争うぐらいか)。確かに、やぐっちゃんが言っていたように「今まで仲良くしていたメンバーをいきなりライバルとして見るのは難しい」ことではあります。だけど、現状それでも少しはそういった部分を「意識」することは必要だと思います。
ただの一娘。ファンが、遠いところでこんなでしゃばったことを言うのも無意味かもしれませんが…娘。が好きだからこそ言いたいんです。
かおりん卒業は「モーニング娘。」にとって「終わり」ではなく「始まり」だと思います。これからも彼女達の努力する姿を見て自分も頑張っていきたいなと思います。