F1〜チーム&ドライバー紹介と展望その1〜

今日から5日間で10チームのドライバーの紹介(1日2チームずつ)とそれぞれのチームの展望を独断で書いていこうと思います。

伝統を重ね続けている王者フェラーリ。昨年は他チームを圧倒したチャンピオンチームである。ドライバーは5年連続でこの2人。王者ミハエル・シューマッハはF1を詳しく知らない人でも名前ぐらいは耳にしたコトがあるはず(以前、よっすぃ〜ハロモニでミハエルの名を出した(笑)。史上最高のドライバーと称されるミハエルが今年もタイトルの防衛に挑む。そのチームメイトのバリチェロも速さには定評があるが、このチームではナンバー2の扱いになってしまうのは致し方ないところ。チームとしては、今年の新車F2005の投入を第5戦スペインGPまで見送り、それまでは昨年の改良型F2004Mで戦うとのこと。前半戦を旧車で戦うというのはこれまでにも経験しているが、それまでの戦い方次第では他チームがつけ入る隙も出てきそう。とはいうものの、今年もチャンピオンの大本命であるフェラーリ&ミハエル。その牙城を崩すドライバーは出てくるのか?

昨年、コンストラクターズランキング2位に躍進したBAR。日本のホンダがエンジン供給、マシン開発の協力を行っている。但し、昨年はコンスタントに表彰台には上がったものの優勝はなかった。ドライバーのバトンはデビュー時から速さを見せてきた若手の注目株。昨年、初表彰台を経験するとその後は何度も表彰台に上がる活躍を見せた。今年は契約の段階でのドタバタはあったが、初優勝を狙う。そのチームメイトが佐藤琢磨。昨年はアメリカGPで日本人ドライバーとして14年振りの3位表彰台を獲得。今年は初優勝の期待がかかる。このチームの課題としてよく挙げられるのが戦術面。昨年も戦術によって優勝を逃したり、ポイントを損したことが多かった。そして、昨年不振だった名門ウィリアムズやマクラーレン、昨年BARと共に上位を担ったルノーといったチームは当然今年もライバルとなるだろう。王者フェラーリに挑むと共にこういったライバルチームを負かすことが両ドライバーの初優勝に繋がっていくことになるのは間違いない。
明日は、ルノー・ウィリアムズの2チームの紹介です。