F1〜チーム&ドライバー紹介と展望その2〜
- ルノー カーNo.5 フェルナンド・アロンソ カーNo.6 ジャンカルロ・フィジケラ
昨シーズンはBARとのコンストラクターズランキング2位争いに惜しくも敗れ総合3位となったルノー。アロンソは一昨年・昨年と速さと安定性を見せてきた次期チャンピオン候補のドライバーの1人。個人的にも評価しているドライバーで、今年はさらなる躍進を期待したい。チームメイトのフィジケラは実力は誰もが認めるが、所属チームに恵まれなかった経緯をもつ玄人好みの中堅ドライバー。マシンの開発能力やコンディション変化時の対応などの評価が高いドライバーである。このようにルノーのドライバー・ラインナップは非常に充実している。テストでの新車の評判も高く、打倒フェラーリの筆頭に挙げられている。好きなドライバー2人でもあり、どこまでフェラーリを追いまわせるか注目したい。
- ウィリアムズ カーNo.7 マーク・ウェバー カーNo.8 ニック・ハイドフェルド
昨年は最終戦の1勝のみに留まった名門。今年はドライバーを2人とも入れ替えての新体制となる。ウェバーは弱小チームのミナルディで速さを見せ、中堅チームのジャガーで評価をさらに上げ、今年見事に上位チームのウィリアムズにステップアップしてきた。特に定評あるのが一発の速さと開発能力。飛躍の年にしたいところであろう。ハイドフェルドのシートが決まったのはつい最近。バトンのBARとウィリアムズを巡っての契約問題によってウィリアムズ第2のシートは直前まで空席だった。シーズンオフのテストでこのハイドフェルドとピッツォニアがシートを争い、結果ハイドフェルドがシートを射止めた。ただ、今年のマシンの前評判は高くない。ウェバーの能力と執念でシートを掴んだハイドフェルドの2人のドライバーの腕でどこまでカバーできるかだろう。
明日はマクラーレン・ザウバーの2チームの紹介です。
それでは今日はこの辺で〜。