F1〜チーム&ドライバー紹介と展望その3〜

昨年はライコネンによる1勝のみと不振に喘いだマクラーレン。特にシーズン前半は散々たるもので、改良型マシンを投入した中盤以降に復調した。ライコネンは評価の高い若手ドライバー。シーズンを重ねるごとに力を付けている印象がある。モントーヤは2004シーズン時に既に今年のマクラーレン入りが決まっていた。走りはアグレッシブだし、速さにも定評がある。この2人のドライバーはタイプは違う感じはするが、2人とも速いしラインナップとしてはフェラーリに勝るとも劣らないと思う。肝心のマシンに関しても、今年のマシンの前評判は高いようで期待が持てる。数年前はフェラーリとチャンピオン争いをしていたチームでもあり、そろそろ復活するのではないか。

毎年そこそこのポイントは稼ぐが、上位争いに食い込むことも少ない所謂中堅チームであるザウバーフェラーリの型落ちエンジンが供給されたり、ギヤボックスの開発にもフェラーリの協力を得ていることから「青いフェラーリ(マシンカラーから)」とも言われている。そんなザウバーに今年加入したのが97年ドライバーズチャンピオンのヴィルヌーヴ。昨年はF1を離れていたがラスト3戦でルノーからスポット参戦した。だが、その3戦での走りが物足りなく、今年はどこまでその走りが戻っているか注目。マッサは地味な存在ではあるが、それなりに速い。ひょっとしたらジャックを食うかも。いずれにせよ、今年もそこそこのポイントは稼ぎそうで数戦で表彰台に上がれれば良しといったところだろう。
明日はレッドブルトヨタの2チームの紹介です。
今日はこういったところで。