戦いを終えて思うコトを幾つか。

ここでは昨日のレポ更新以外に思ったことを幾つか書いていこうと思います。
まずは、一通りスフィアリーグ及びガッタスについて書かれたブログの大半を巡回してみての感想ですが…やっぱり人によって捉え方が全然違うんですね。まず、個々人のプレーについてですけど、これはこの女子フットサルを何度も生で見て来られている方の言葉にかなり説得力があるなぁ…と。自分なんかは生で観たのは2回目ですし、そういった方々とはプレーに関する部分での捉え方で見逃している部分なんかも多かったのかなぁ…と思います。ただ、誤解を招きたくないので書いておきますが1個1個のプレーの見解に関しては人によって捉え方が違うのは当たり前ですけど、この日記でも「誇大表現」はしてはいませんので。それと技術的部分に関しては自分は基本的に触れていません。1個1個のプレーの良し悪しや上手さというのは観ていればわかりますが、細かい技術に関しては実際にそのスポーツをやっている人間しかわからないと思いますし、自分はサッカー経験は体育の授業と休み時間や個人的な遊び程度で技術に関してどうこう言えるレベルではないので。今までの日記を見てもらえればわかりますが、他のスポーツについて書く時も「観ていて思うこと」は書きますが、技術については触れたことないです。
それから、これは現場でも思ったコトですが「ガッタスサポーター」と「ガッタスヲタ」の違いというのをかなり感じました。「スフィアリーグ」を観に来ているのか「ガッタス」を観に来ているのか「ガッタスの中の特定メンバー」を観に来ているのかということですね*1
特に唖然とした出来事は2つ。1つは準決勝第1試合でガッタス敗退が決まった直後、帰り出す人がいたこと。確かに昨日の試合パターンでは、表彰式を除けば最も早くガッタスの姿が見れなくなるパターンではありました*2。ただ、それは「ガッタス」あるいは「ガッタスの中の特定メンバー」を観に来ていたのであって「フットサル」を観に来ていたのではないんだなぁ…と思うと悲しくなりました*3。それに、他チームの選手やサポーターに対しても失礼な行為。他チームサポーターは最後まで試合を観ている人が多いように思うし、それでこんな行動取られたら怒りを買っても仕方が無いと思います。

ちなみにこの間のゼミで出た話でこんな話があったので紹介。よくテレビ中継のバレーボールとかでもJタレントが起用されることがありますが、それに関してこんな実体験があったそうです。
高校バレー」での話。高校バレー辺りだと、入場料などはかなり安い。そんな中Jタレントが「大会サポーター」として試合前に歌ったりということがあったので、Jファンと思われる人達が多く観に来ていた、と。ところが、試合前にJタレントが歌い終わると、その人達の大半が試合を観る前に帰ってしまい、会場の大半が空席に…ということが実際にあったそうです。試合をしていた側の気持ちとしてはかなり凹んだし、それならむしろJタレントを呼ぶのも考えてほしい…という思いがあったそうです。
後、もう1つは妹の実体験。先月行われていた「グラチャン」の長野で行われた大会に半分試合、半分Jタレント目当てで観に行ったそうですが、その日、Jタレントは2人しかいなかったそうで…妹自身はバレー部にいた事もあって、試合を楽しんだそうですが、それを知って試合を観ずに帰った人もいたんだとか。
もちろんJタレントをきっかけにバレーに興味を持つ人も最近では増えてきたし、そのきっかけとしてJタレントを使っているということもわかっている、という話でしたけどね。

後、もう1つは選手退場時。選手退場時は選手達が手を振りながらコートを1周して退場するのですが、それまで意気消沈していた「ガッタスヲタ」が我先にと(特に仮設席で)最前まで雪崩れ込み、メンバーからレスを貰おうとしている姿を観てボー然としました*4。10月の時みたいに優勝だったら多少は無礼講な部分もあると思うしまだイイと思うんですけど、さすがに今回のような状況で優勝チームよりも何よりも負けたガッタスメンバーにガッツきにいくのはどうかと…。そりゃ、彼女達もその時は「アイドルの仕事」として笑顔で手を振っていますけど、内心は負けたショックも大きいはず。だから、励ましの意味で彼女達に手を振ったり声をかけたりというのはイイんですけど*5、明らかにそんなことをお構いなしにレスを貰いに行ったりしている人が多かったので、もう凹んだ。他チームの選手もそっちのけにしている人が多かったし…。それに雪崩れ込んだ瞬間、他チームの選手やガッタスメンバーの一部が明らかに引いてる姿が見えましたしね(苦笑)。その姿を観ていた選手達は心持ち視線が後ろの方にいる人達向けだった気がするし*6。…そんな元気があるんだったら、決勝戦もっと盛り上げようよ!って思いました。他にも「サポーター」と「ヲタ」の違いを感じた出来事として、開会式中や練習中にメンバー名を叫んでいたり(場違い)というのもありました。


確かにまだこの女子フットサルは「ガッタスサポーター」や「ガッタスヲタ」で支えられている部分が大きいと思います。実際、ガッタスなしで行われた大会のお客さんの数はまだまだだ…という状況みたいですし。ただ「ガッタス」をきっかけとして「フットサル(スポーツ)」に興味を持つ人がまだまだ増えてイイんじゃないかと思います。実際、準決勝第2試合以降の試合も好ゲームが多く、観ていて燃えましたし。少なくとも、もう少し試合を観に来る態度の改善はあってもイイんじゃないか、と思いました。


グチばかり書いてしまいましたが、これは本当に選手達が真剣だからこそなんですよね。だから観ている側の意識というのももう少し違っていいはず。無論、そのきっかけが「ガッタスの優勝」である可能性は高いので、ガッタスの面々には次の大会でぜひとも優勝してもらいたいものですけどね。

*1:他チームサポーターについてはここでは触れていません。

*2:仮に1回戦負けだったとしたら、試合数は同じですが、準決勝後に入れ替え決定戦がある。同じ準決勝でも第2試合だったら第1試合の間はいたはず。決勝に進んでいれば言わずもがな。

*3:リザーブリーグ観ずに開会式直前に入って準決勝第1試合が終わって帰るというパターンが多数。

*4:自分がいたスタンドの方でも雪崩れ込んでる人はいました。

*5:“サポーター”だとしたらこういう行動だと思う。

*6:スタンド4列目でずっと拍手していただけの自分とも目が合ったメンバーもいたぐらいだし。