GyaOカップ。

と、いうワケで昨日行われたGyaOカップ、無事に観戦することができました。結果等々は既に報じられている通り、カレッツァ3-3(PK3-2)ガッタスというものでしたが、20分ハーフで行われた試合は凄いシーンの連発でした。それでは、レポの方に入らせて頂きます。

オープニングセレモニー前まで。

急遽、昨日の午後行く事に決めたトモキはパンピーの親友Kクンと待ち合わせして行く事に。ところが、人身事故の影響でKクンの到着が遅れる見込みだったので、先に当日券を購入しに駒沢屋内球技場に向かいました。そして、購入したチケットは西スタンドO列28番西スタンドP列29番という斜め連番。18:30にはオープニングセレモニーが始まる予定でしたが、Kクンの到着が18:40とオープニングセレモニーを観るのは半ばあきらめていたのですが、30分の入場時間では入場しきれなかったみたいで、結局、中に入ってもまだセレモニーは始まっていませんでした。その後、交渉し友達が1列後ろに来て、横連番となりました。ちなみにP列は最後尾の列でしたが、会場の大きさなどからかなり見やすい位置でした。ってか、カレッツァ主催のゲームでしたが、サポーターの入りはカレッツァガッタス=1:3くらいだった気がします。

オープニングセレモニー。

結局、30分遅れの19:00にオープニングセレモニーが始まりました。ここでは1人ずつ選手紹介がVTRで流された後、コートの回りを軽く走りながら1周し、最後にシュートをするという形で入場。カレッツァガッタスの順の入場で、それぞれキャプテン→背番号順という形式でした。ここで気になった点は、

  • ののちゃんサービス精神旺盛。コートの回りではなく、スタンド真下を1周。
  • やはり梨華ちゃんへの声援が大きかった。
  • まいちんも最初はスタンド下を回る。シュートがゴールではなく、メンバーに直撃。

全員が入場するまで約30分。尚、ガッタス北澤監督は海外での仕事の為、欠席もカレッツァ野田社長は健在。その後、1人1人がこの試合への意気込みを語っていきました。そして、それが15分程続いた後、両チーム練習に入り、19:00に試合開始となりました。

前半戦。

ガッタスのスタメンは紺ちゃん柴ちゃんみうなミキティよっすぃ〜。個人的にみうなのスタメン起用に注目でした。尚、途中の選手交代はかなりありましたし、メモなどとっていないので、いつ誰が入ったかなどは書きません。
「立ち上がりが大事だぞ…」と思って観ていたこの試合、開始1分半でした。コレティからのパスを受けたミキティがゴール前で1人交わして豪快なシュートを放ち、見事に先制ゴール。いきなりの1点で、会場全体が盛り上がりました。この1点から前半はガッタスペースで試合が進みます。
しかし、前半4分。コーナーキックのチャンスを得たカレッツァは、このコーナーから16番滝ありさが合わせて、シュート。このボールがゴールギリギリに行き、ゴールポスト内側に当たって跳ね返ったボールがキーパー紺ちゃんの手に入りかけるも、惜しくもはじかれてボールはゴールの中に入り同点とされます。
でも、この日のガッタスは同点にされた後も落ち着いていました。前半8分に梨華ちゃんのサイドからのパスをゴール前でよっすぃ〜が合わせてゴール。再びガッタスカレッツァを突き放します。一方の守備面ではキーパー紺ちゃんがいつも以上に積極的な守備を見せ、盛り立てます。この日のガッタスは攻撃的フォーメーションで、時折、カレッツァがゴール前で抜け出し1対1という場面が多かったのですが、紺ちゃんが判断よく飛び出してボールを押えたり、時々ペナルティエリアを飛び出しキックでクリアしたりと、冴えていました。
そんな中、前半14分にコレティからのパスをゴール前で受けたひとみんの豪快なシュートが決まり3対1とガッタス2点のリード。そして前半はそのまま3対1で終了。

後半戦。

後半のガッタスのスタメンは紺ちゃん柴ちゃんコレティ梨華ちゃんよっすぃ〜だったかな(自信ナシ)。試合が動いたのは後半開始直後わずか20秒でした。カレッツァ6番長谷川桃が右サイドの突破からシュートしたボールは紺ちゃんの股を抜く股抜きシュートとなり、ゴール。ガッタス、3対2と1点差とされます。
そこから少しして、ここまでイイ守備を見せていた紺ちゃんにイージーミスが。セーフティーに取れるボールをキャッチミスし、カレッツァコーナーキックを与えます。そして、そのコーナーからカレッツァ2番小島くるみが合わせて同点ゴール。
その後、5分くらいは両チーム決定機もなく小康状態。さらに少ししてからは、ガッタスはあさみが右サイドドリブル突破からのシュートをしたり、まいちんのミドリシュートがあったり、カレッツァ小島くるみのサイド突破からのシュートや長谷川桃のシュートなどがあったりしましたが、いずれもガッタス紺ちゃんが、カレッツァは21番田中かおりがゴールを割らせません。結局、3対3の同点のまま試合はPK戦に持ち込まれました。

PK戦

最初、アナウンスで「3対3」と言っていましたが、実際は5対5でのPK戦でした。先攻はカレッツァで1人目は11番井本操ガッタスゴールを守るは紺ちゃん。そして、井本のシュートはポストに当たり外れました。一方、ガッタス1人目はよっすぃ〜カレッツァキーパーは後半戦に続き田中かおりよっすぃ〜は前回大会で2本外しており、若干心配しましたが、そんな心配は無用でした。見事にゴール左隅にゴールを決め、まずは1対0とガッタスリード。
カレッツァ2人目は長谷川桃。この長谷川のシュートを紺ちゃんが右腕で止めてセーブ!会場全体の機運も高まっていきました。ガッタスの2人目は梨華ちゃん。その梨華ちゃんの放ったシュートはゴール右に外れ、1対0のまま。カレッツァ3人目小島くるみガッタス3人目のまいちんは双方共に豪快にゴール左にシュートを決め、3人目を終えて2対1でガッタスリード。
カレッツァの4人目は8番五十嵐りさ。この五十嵐のシュートを紺ちゃんが右手で触るものの、惜しくもボールはゴールに入ってしまいます。ガッタス4人目はコレティ。しかし、コレティの放ったシュートをカレッツァ田中かおりがファインセーブ。2対2で5人目を迎えることになりました。
カレッツァ5人目は25番太田彩乃。この太田が放ったシュートは紺ちゃんの横に決められ、カレッツァがついに逆王手。そして、この場面でガッタスの5人目を任されたのはみうな。5・23駒沢決戦を思い起こさせるような展開でしたが、みうなの放ったシュートは田中にセーブされて、試合終了。結果、3-3、PK3-2でカレッツァが勝利を収めました。

閉会式。

両チームの写真撮影や表彰式などを経て、両チームキャプテンのコメント。よっすぃ〜は「今年最初、悔しい形でのスタートとなってしまいましたが、これをバネに今年も頑張っていこうと思うので、今後もよろしくお願いします!」といった内容のコメント。またカレッツァ小島は「何とか勝てましたが、ガッタスさんはまだ今年に入って2回しか練習していない*1と聞いているので、そういった意味でも改めて脅威を感じますし、私達もまだまだ頑張っていかなければと思います。」といったコメントを残していました。後、カレッツァの選手が写真撮影している時に、野田社長ガッタスの方に近付いて、よっすぃ〜ミキティらと談笑している姿がありました(笑)。そして、両チームの選手がコートを1周して退場。全日程終了は21:00過ぎでした。

総評。

まずガッタスについて1人1人。

FPの中では出場時間は長めでした。梨華ちゃんからのパスを受けての2点目は豪快でしたし、守備の面でもピンチになる前にボールカットをしたりして貢献していました。PKでもきっちりとゴールを決めましたし、勝てなかったことを除けば満足できる内容だったんじゃないかと思います。

唯一試合出場ナシ。体調が悪かったのか、はたまた別の何かがあったのかはわかりませんが、プレーが見れなかったのは残念。ただ、開会式でのサービス精神というのはさすが、ののちゃんらしいなぁと思いました。

派手さはなかったですけど、常に堅実なプレーをしていたと思います。特に守備の場面では得点された場面以外では、相手にシュートまでいかせませんでしたし、ガッタスの攻撃に繋がるプレーをしていたように思います。

スタメン起用されたことは本人にとっても大きかったと思いますし、プレーの質も今まで以上に向上していました。特に、中盤でのボールカットをする率が高くて、守備・攻撃の両面でガッタスを助けていたように思います。また、キーパー紺ちゃんが交わされてカレッツァが放ったシュートをゴールすれすれで足で守る、という場面もありました。

試合最初の得点は、非常に鮮やかでお見事の一言。その後もゴール前でのアグレッシブなプレーは健在でチームを盛り立てました。ゴール後の笑顔が印象的。

やはり攻撃・守備の全面において軸となる存在。1点目と3点目のアシストパスはとても正確でしたし、自らのドリブル突破や当たりの強いディフェンスはさすがでした。

  • あさみ

サイドからの素早いドリブル突破→シュートは健在。ゴールには至りませんでしたが、ガッタスのチャンスを何度も演出していました。

バースデーゴールはならずでしたが、場面場面での判断力は優れていましたね。プレーの選択がうまかったように思います。2点目のよっすぃ〜へのアシストパスは見事にカレッツァディフェンスの間を通って繋がりました。

  • まいちん

まいちんが出ていた時間帯はカレッツァに決定機を与えていませんでした。また、決まりはしませんでしたが、強烈なミドルシュートは会場を沸かせましたし、最後のPKもきちっと決めるあたりはさすがでした。

まず、両チーム通じて唯一のフル出場というのを評価したいですね。そして、試合中レポでも書きましたが、いつも以上に積極的な守備が目立ち、そのいずれもが好判断。1対1の場面でも再三ゴールを守っていました。PK戦でも結果は負けましたけど、1本止めましたし、もう1本結果的にゴールは割られましたがボールに触れましたし、“個人特訓”の成果は着実に出ているんじゃないかと思いました。それだけに、3点目を与えるきっかけとなった場面でのイージーミスだけが悔やまれます。

  • ひとみん

一時は試合を決定付かせるかと思われた3点目のゴールが実に豪快でした。コレティからのパスをきちっと受け止め、落ち着いてのシュート。流れの中からのゴールというのが大きかったと思います。ひとみんにとっては収穫アリの1戦だったんじゃないかな、と。

いつも以上に攻撃的なフォーメーション。その為、カレッツァキーパーからのロングスローイングでピンチを与える場面が幾度かありましたが、そこではきっちりと対応していました。結果的に負けましたが、自分が見た限りでは「どこが悪かった」というよりは、カレッツァとの力が拮抗している、という感じだったかと思います。

小島・長谷川の突破力が健在だったのと、後半〜PK戦にかけて出場したキーパー田中の好守が光りました。また、得点した場面のうち2得点がコーナーキックからでしたが、それ以外の場面も含めて、コーナーキックの精度が高かったように思います。

今回、一緒に大会を観たKクンも「ここまで凄いとは思わなかった」という感想を率直に言っていました。次は2月のスフィアリーグ。次こそは、ガッタスの勝利の報告を聞ければと思っています。

*1:ハロコンがありますからね。