楽しかった一方で思ったコト。

主に、昨日「別項で」と印した部分についてですね。トップでは隠しておきます。


まず、スポフェスに行く前にmixiで自分が書いた内容を引用します。

さて…最近、ハロプロ系現場やその他色んな所に出掛けたりする時に2つの自分がいる(ハロヲタ活動以外でも)んですよね。1つは純粋にそのイベントを楽しんだり、それに向けてテンション上がっている自分。もう1つはその自分や周りを冷静な視点で観ている自分。
別に人間観察が趣味、とかではないはずなんですが、最近どこに行っても「自分以外の人々」の行動というのが気になるんですよね。それを観て一喜一憂しているコトもしばしば。例えば、コンサート中なんかでも、一瞬ステージやスクリーンから目を離して自分の周りの人々の様子を眺める自分がいます。
現場熱が冷めたとか、推しメンへの情熱が冷めたということは全くナイんですが「自分以外の人々」の行動によってテンション上がっていた自分が冷める、あるいは「自分以外の人々」の行動そのものに冷める、というコトは最近の現場ではよくありますね…。凹むコトもしばしば。ガッタス現場での“雪崩れ込み”とか、1月末の横アリとか…。
周りを気にせず楽しめればイイ(※)んでしょうけど、最近の自分は(おせっかいかもしれませんが)、周りの環境もイイ状態で楽しみたいという気持ちが強いです。どんなにコンサートやイベントそのものが良いものであっても、周りの環境が良くない中だと100%楽しめた、とは言い切れないと言うか。
明日のスポフェスでは良い環境で観たいものです。競技終了後の雪崩れ込みやマナー違反などは観たくないですね。「みんなが楽しめる」イベントであることを期待しつつ、明日に備えたいと思います。
※「自分だけが良ければ良い」とは全く別物。ここでは「ステージだけを観る」の意です。

…とまぁ、周りの環境を気にする自分が最近いるワケです^^;
そして、一昨日のスポフェス。まずはキックベースの時ですが…確かに、結果的にはメトロラビッツH.P.が24対3と大敗、スポフェスという場で見せるには不十分だったかもしれません。しかし、大差になったからといって「やるべきじゃなかったんだよな」とか「こんなもん見せるなよ」と言うような声が周りから聞こえてきたのには正直、ショックでした。また、小学生チームに対し「空気読めよな!」とか言う声も聞こえてきまして…ハッキリ言って論外ですよ。まず、メトロラビッツH.P.については準備不足・時間不足という面は大きかったと思います。しかし、彼女達は自分達がやれるだけのことを精一杯やった。だからこそ、1つアウトを取った時の喜びようは本当に素直に嬉しかったんだと思うし、三好ちゃんの試合終了後の涙なんかもそれを物語っていると思います。また、小学生チームに関しては、この日の対戦を楽しみにしていたことでしょうし、全力で戦うコトこそがスポーツをやる人間として精一杯の礼儀。幾ら大量点を取ろうとも、メトロラビッツの守備の隙を突いて1つでも前の塁に進塁する姿、攻撃の手を緩めない姿というのは大した物ですし、彼女達を攻めるというのももってのほかです。勿論、あの場にいた中のほんの一部の心無い人が叫んだだけではあるんでしょうけど、そういう風に考える人がいると言うことがとても心苦しかったですね…。
それからガッタスの応援に関して。勿論、会場に“スポフェス”を観に来ている人達の全てが“ガッタスサポーター”でないということはわかっています。当然“推しメンがいないから興味がない”という人もいるでしょう。しかし…人数的にはスフィアリーグの会場よりも明らかに多い人数のハロプロファンがいるはずなのに、応援の声に関してはいつものそれ以下だったかなぁ…と。2年前の初試合がどういった雰囲気で行なわれていたかはわかりませんが、ちょっと物足りなかったです。
このスポフェスが“まったり観れるイベント”という中での、ガッタスの真剣勝負の雰囲気というのはある意味では“異質”だったかもしれません。しかし、せめてその時くらいは“スポーツ”を観る雰囲気であって欲しかった、というのが正直な思いです。一生懸命やっている人を応援することは、その場にいる限り、最低限のマナーじゃないかと思います。決して、それは自分がガッタスを応援しているから強要・強制しているワケではなく、一生懸命競技に取り組んでいる人達に対しての最低限の礼儀だと思うからです。
また、1番辛かったのが「負け試合見せやがって!」と言う心無いヤジを聞いたコト…。十条FCとのレベルの差など、試合が始まるまでハッキリしない部分はありましたけど、このヤジを飛ばしたのは、ハナっからガッタスに興味がない人だろうと思います。幾ら、そうであったとしても、こんなヤジをメンバーに飛ばすというのは…本当に腹が立ちました。

そして、自分が何より声を大にしたいのはリトルガッタスの試合時です。彼女達の試合時、会場のほとんどが静まり返ってしまい、異様な雰囲気に包まれていました…あれではやっているメンバー達が可哀想。完全に“ホームゲーム”であるはずのリトルガッタス側の応援の声がほとんど聞こえずに、会場全体の中のほんの一角のFANTASISTAサポーターの方が活気がある、と言うのには正直拍子抜けしました。しかも、中にはそのFANTASISTAサポーターの様子を見て失笑しているような人もいましたからね…冗談にも程があるでしょう。
ここで大事なのは“ガッタスサポーター”からも応援のそれが聞こえなかったことです。それでも一部の場所から“リトルガッタス!”コールの声が聞こえたり、自分も声を出しメガホンを叩いていましたが、逆に周りから妙な目線で見られたりしましたからね…。それでいて、負けという結果だけ見て「あ〜ぁ」と言うのはどうかと思います。むしろ、FANTASISTA相手に、しかも対外試合初戦で0-2という結果は大健闘だと思いますし…試合終了後のメンバー達の涙は一生懸命やってきたからこそ、出てきたものだと思います。
「応援コールがわからない」と言うなら、普段のガッタスの応援と同じでイイじゃないですか。また“リトルガッタス!”の声に合わせるでも良し。やっている側からすれば、あの雰囲気はホームのはずなのに、アウェーに来てる感覚だったと思います。FANTASISTAの選手・サポーターは正直拍子抜けだったんじゃないか、と思います。FANTASISTAサポーターの皆さんは、斉藤さんの引退セレモニーでも“斉藤”コールをしてくれていましたし、さすが毎回スフィアリーグにも応援に来ているだけあって、選手に対してのマナー・礼儀というものをわかっていたと思います。
それが、北澤監督の「もっと応援に元気が欲しかったかな!」というコメント、またそのコメント時の不機嫌そうな表情にもあったかと思います。全てのハロプロファン=ガッタスファンということでは当然ないワケですけど、北澤監督からすれば“ハロプロファン=ガッタスファン”という認識だと思います。また、いつものスフィアリーグでのガッタスファンの応援・熱気というものを知っている。それだけに普段より広い会場で、いつもより応援の声が無かったコトに対して憤慨している部分があったのだと思います。まして、北澤さんは現役時代にどれだけサポーターの応援が心強いものだったかを体験しているプレーヤーでもあるわけですからね。それだけにサポーターから声援をもらえないことの辛さ・苦しさというのも身を持って知っているはずですから、冒頭のコメントに繋がっているのだと思います。特に、リトルガッタスの試合に関しては尚更そのように感じたのではないでしょうか…。

ただ、今回のスポフェスに関して言えば実況の盛り上げ方にも問題はあったかと思いますけどね。普通、実況には“中立な立場”というものが求められるはず。しかし、今回は「我がメトロラビッツ」「我がリトルガッタス」「我がガッタス」と完全に偏向実況。今回、フジテレビのアナウンサーでなかったというのも1つの要因でしょうが、幾ら“ハロプロのスポーツフェスティバル”とは言え、ここまであからさまに偏向実況してしまうのは問題アリかと思います。また、その盛り上げ方も半ば無理やりな部分はありましたからね…。
それと、例によってのラストの雪崩れ込み…あれはどうにかならないものでしょうか。もう、あれに関してはファンのモラルにしか頼る部分がないので…。

イベント自体が楽しかっただけに、こういった部分でネガティブになるのだけは本当は避けたいコト。本当に「自分だけが楽しめればそれでいい」のでしょうか? そうではないと思います。その場にいた全ての人がイイ気分で帰ることができる、と言うのが本当にあるべき姿じゃないかと思います。そして、その雰囲気を創り上げるのもまた、演者だけの力ではなく、ファンの側も一緒になって創り上げるものだと思います。
自分がキレイゴトを言っているだけかもしれません。ですが…一生懸命なハロプロメンバー達、それを応援するファンの側にも出来るコトはあるはずです。派手なコトだけじゃなくて…ね。