明日は何が何でも優勝だっ！
いよいよ明日に迫った“スフィアリーグ4thステージ＠代々木”。この日記では前々から「この4thステージはガッタスにとっては何が何でも優勝が必要！」だと書いてきました。明日の試合へのエールの意味も込めて、なぜ明日の試合は落とせないのか、というコトをトモキ的視点から書いていきたいと思います。
- 理由1：“数字上の問題”。
まずは、単純に数字上の問題があります。今大会を入れて残り3大会。そして、3rdステージ終了後に、シリーズポイントの改正がありました。現在トップのカレッツァが12P、2位dreamが11P、そして3位ガッタスが10P。トップのカレッツァとの差は2Pで、一見わずかな差に見えます。しかし、仮に今大会でカレッツァが優勝したとしましょう。そうしますと、ガッタスは準優勝で4P差。準決勝敗退なら6P差となってしまいます。そうなると、残り2大会でガッタスが連続優勝したとしても、カレッツァを逆転できないまま終わってしまうというコトも十分にあり得ます。また、今はカレッツァを基準にしましたが、dreamに上を行かれても同じコトが言えます。
逆に今回ガッタスが優勝出来れば、最低でもシリーズポイント同点での2位以上になりますし、もちろんトップ浮上の可能性が高いです。しかも、結果的には前大会で3位に終わったコトで、今大会の組み合わせはカレッツァ・dreamの動向を見ながら決定するコトが出来ます。思うに、おそらくカレッツァ・dreamは同ブロックを避けて来るでしょうから、ガッタスはどちらかのチームとは準決勝までには当たりますが、対戦し易い方を選べるという利点もあります。
「1回戦からぶつかっておく」という賭けも出来ますが、今大会に関して言えば、まだガッタスはそのギャンブルに出る必要性はないでしょう。前述の通り、優勝出来ればまだ大丈夫なワケですから、まだ今大会でいきなりの消耗戦に持ち込む理由はありません。ここでガッタスが優勝すると、5thステージでは逆にカレッツァ・dreamが1回戦からギャンブルを仕掛けてくるかもしれませんが。
そこで、次回の5thステージを考える意味で、落とせない理由がまだ出てくるワケで…。
- 理由2：“スケジュール上の問題”。
まだ、詳細はハッキリとは出ていませんが、スフィアリーグ5thステージは7月開催を予定、しかも予定では大阪開催。7月にはハロコンが予定されていますし、ガッタスで言えば娘。メンバー+梨華ちゃん+のんちゃんと過半数のメンバーがこのツアーの合間or終了後の大会出場というコトになります。今までと同じく木曜開催だとすると、7/20・27日辺りが有力かと思われますが…両日ともかなり厳しい日程かと思われます。まだ13日開催なら多少は救われますが…。また、7月はハロコンだけでなく、8月のミュージカルのリハーサルも佳境に入って来る頃でしょうから、そう考えるとこの5人にとってはかなり日程的に辛いでしょう。コレティも大学の試験とかあるかもしれんし…。もちろん、カントリー娘。の面々や梨華ちゃん、のんちゃんみたいに今ツアーを回っているメンバーもいますけど、まだ今回の方が総合的なコンディションで言えば楽な状態じゃないかと。
そう考えるとここを落として、7月に「絶対落とせない」状態を作ってしまうコトは、年間優勝を考えると相当厳しいかと思われます。ここを勝って、7月の大会はある程度の位置、11月のファイナルで勝利して優勝というのが理想的なシナリオかと思われます。
そして、5thステージが7月開催というコトで言えば…。
- 理由3：“ガッタス現有戦力の問題”。
3月に斉藤さんが引退してガッタスのメンバーは現在10人。そして、先日の紺ちゃんの娘。＆ハロプロ卒業発表＝ガッタス卒業（休業）というコトで…。7月開催の日程が正式に出ないコトには何とも言えませんが、明日の大会が紺ちゃんが参加できるラストの大会かもしれません。どっちにしても、ファイナルステージは現状として9人で向かえる可能性が高いワケです。
もちろん、紺ちゃんの離脱によってキーパーがのんちゃん1人だけになってしまうという現状から、ハロプロエッグやキッズ＝“リトルガッタス”からの召集が数名程度あるかもしれませんが、いきなり実戦で（しかもプレッシャーのかかる場面で）使えるかとなると、なかなか厳しいかと思われます。
ただ、どっちにしても7月・11月を考えればそういったメンバーを使わねばならない場面も出てくるはずで、そう考えると、今回優勝してポイント的に幾分楽になれば、次回5thステージで、試しに使える機会が出てくるでしょう。そうすれば、本当にそのメンバー達が必要になってくるであろうファイナルステージに向けて、経験を積ませるコトが出来ますし、本当にそれは大きいコトかと思われます。
そして、何より…
先程から何度も書いているように、5thステージの詳細が出ていないので何とも言えませんが、現段階では、明日の試合が紺ちゃんにとってガッタスラストゲームになる可能性が高いコトには違いありません*1。少なくとも、“関東でのスフィアリーグ”という点ではラストになるコトは確実です。ガッタス結成時からの主力である紺ちゃん。今までも数々の場面でファインセーブを見せてきてくれました。個人的に生で観た中では、スフィアリーグ2ndステージ決勝VSdream戦と先日のスポフェスVS十条FC戦が記憶に残る所です。
2/23、駒沢体育館で行われたスフィアリーグ2ndステージ（当日レポ。）はガッタスにとって正念場の戦いでした。昨年12月の1stステージでは準決勝でまさかの敗退。1月に行われたGyaOカップでのカレッツァとの1戦は好ゲームだったものの、結果としては負け。いずれも、PK戦での敗退、ゴールマウスを守っていたのは紺ちゃんでした。そんな状態で迎えたこの大会。初戦のヤンジャン戦、ガッタスは思わぬ苦戦。前半は紺ちゃんがゴールマウスを守り0対0。後半のゴールはのんちゃんが守っていて、1対1になり、またしてもPK戦。この時はのんちゃんがゴールを守り、3本中2本を止める活躍で何とか準決勝に進出しました。準決勝ミスマガジンを2対0で撃破したガッタス、決勝の相手はこの大会でメキメキと頭角を現してきたdreamでした。前半・後半共に両チームが良く守り、0対0。そして、優勝の行方は“PK戦”に…この大事な場面でのキーパーは紺ちゃんでした。1stステージ・GyaOカップ…紺ちゃんにとっては苦い気持ちを残したままのPK戦だったでしょう。この試合でも5人目を終えて4対4、サドンデスに入っていきました。ガッタス6人目のみうなが素晴らしいゴールを決めて、ガッタス3度目の王手。そして、dream6人目絵梨華の放ったシュートを見事に止めてみせた紺ちゃん…ここ2大会PKに泣いてきたガッタス、そして紺ちゃんが正に自らの手で掴み取った優勝でした。1番観ていて泣いた大会はこの大会でしたね…。
3月のスポフェスは十条FCの猛攻を度々防ぎ、苦しみながらも2失点に抑えました。あの展開なら5点くらいは入れられてもおかしくなかったですし…“無敵紺野”の原点でもありますね。
40分間1人でゴールを守ったGyaOカップ、大会無失点だった2005年10月のすかいらーくグループCUP、負傷をしながらもゴールを守り続けた2005お台場など…数々の大会で見せてきた紺ちゃんの熱い気持ちは忘れるコトはできません。
普段、あんなにおっとりとしている紺ちゃんがガッタスになると全然違う一面を見せてくれる。いつもは控え目なのに、ガッタスでの守備は時にペナルティエリアギリギリまで飛び出す積極果敢なもの。その積極さで何度、ガッタスゴールを救ってきたことか。
そんな紺ちゃんが迎える“ガッタス最終章”。紺ちゃん個人、そしてガッタスチーム全体の意識としてこれは負けられないでしょう。
以上、4つの理由が明日のスフィアリーグ4thステージでガッタスが絶対に負けられない“理由”です。
その為に必要なのは何と言っても得点。前大会も意識的なプレーは出来ていたようですが、結果的に得点に結びつかず、という場面が多かったようで。
今回、スフィアリーグオフィシャルページの展望でも、ガッタスについては、
前回大会は2戦ともＰＫ決着という大苦戦を強いられたが、その原因は決定力不足に尽きる。中盤でのパス交換など、ゲームメイク力に優れた攻撃重視のガッタスにとって、混戦を勝ち抜くためにはよりゴールを狙う意識を前面に出すことが最重要課題となる。
ただ、心配なのは、ここのところリーグ得点王の是永美記しかゴールを決めていない点。吉澤ひとみ、藤本美貴、あさみなど、高いシュート力を持つ選手たちがもっと積極的にシュートを狙うことで2度目の優勝が見えてくる。
と書かれていますが、これは4/7の当日記でも、3rdステージの結果を見た後の感想として、
そしてガッタス。今大会は1回戦・準決勝ともPK戦までいきました。あくまで“数字上の結果”から述べますが、ここ最近、得点し辛くなってきているみたいで。それはスフィアリーグ参加チームの全体のレベルの底上げも勿論あると思います。ただ、今年のスフィアリーグ2大会でガッタスで得点を決めたのがコレティだけなんですよね。得点し辛い中でコレティにボールを集めるというのは当然の策です。しかし、個人的な希望ではありますけど、コレティ以外のメンバーも自ら得点できる力を付けてもらいたいという気持ちはあります。勿論、それをやることが今のスフィアリーグの中で如何に厳しいかも承知の上です。実際のプレーを見ていない中ではどうしてもこういったコトしか言えませんが、今後の娘DOKYU!なんかでも映像が流れるでしょうし、そこから発見できることもあるかもしれません。今は次回大会に向けて頑張って！の一言です。
自分が抱いたものとほぼ一緒の見解です。味方がゴール決めて、完封勝ちしたら最高じゃないですか。そんな場面が観られればと思いますね…。
自分も明日は代々木に駆けつけます。何が何でも勝ってくれっ！
