モーニング娘。コンサートツアー2006秋〜踊れ!モーニングカレー〜

娘。秋コンのツアータイトルがこう決まったようで。「カレー!?」「また妙なツアータイトルだなぁ…」と思われる方も多いかもしれないですが、自分にとってはむしろ好印象と言うか(笑)。と、言うのももう1年半以上前になりますが「ラッキー7オーディション」が行われていた頃の日記で、自分、“モーニング娘。”を“カレー”に例えているんですよね(2004/10/15の日記とか2004/12/19の日記とか2005/1/8の日記とか。)。このツアータイトルを見た時に「おぉっ、自分が書いてた通りじゃん(爆)」とか思ったり…。
当時よりもう少し詳しく書けば、“モーニング娘。”という“カレー”は日々味を変化させているんですよね。例えばアルバム「レインボー7」内の「レインボーピンク」。春コンでも披露されたさゆと小春ちゃんによる1曲ですが、これは“今のモーニング娘。”“今の道重さゆみ”“今の久住小春”だからこそ表現できた1曲ではないかと。3年前*1でも、3年後でも表現できない“味”がこの春コンでの「レインボーピンク」だったと思います。同じく春コンより「青空がいつまでも続くような未来であれ!」。この曲なんかは、ファンの間でも1回1回ライブで披露されるごとにその“味”に深みを感じた1曲ではないでしょうか*2。初視聴した時から比べると、5/7SSAの頃にはその“味”は随分と熟成されたものになっていたはずです。今挙げた2曲以外も1回聴くごとにその“味”は違っているだろうし、その時歌っているメンバーなどによっても変わってくるだろうと思います。
本来“お店”のメニューとして出されている“カレー”というのは、1回出される度に味が変わっていてはダメなものだけど、こと“モーニング娘。”という“カレー”に関して言えば、根本がその“味”の変化を楽しむものとしてお客さんにも提供されているワケだから、当然アリだと言えます。また、人によって“味”の好みは違うワケですから、様々な議論が交わされたり、“味”について語らったり、それを出す“店”側に色々言ったり(笑)というのがあるのは当然。そして、その根本には最初の基になったご飯とルーとしてオリメンの存在があって、そこに具材やスパイスが投入されたり、加減されたりしつつ、長い年月をかけて煮込まれていって今の“モーニング娘。”という“カレー”がある、ということも忘れてはなりません。
この秋ツアーを迎える頃にもその“カレー”の“味”は今とまた大きく変わっているはず。その“味”は、このツアーが幕を開けた時に初めて知り得るものであるだろうし、ツアーが進んでいくに連れてその味はまた少しずつ変化していくはず。
“モーニングカレー”と名のついた秋ツアー。自分が思う“モーニング娘。”という“カレー”。その“味”の変化に注目していくツアーにしたいものです。…現状確保しているチケは武道館1公演のみですケド(涙)

*1:まぁ、小春ちゃん加入前だから当然っちゃ当然ですが…。

*2:もちろん、その要因に紺ちゃんまこっちゃんの卒業発表があったであろうことも付け加えておきます。