トモキ的代々木3days〜その5。

個人的にも試験が終わって一段落です。いよいよ佳境に入ってきたレポの方の続きを…。かなり長文なので「続きを読む」形式にしておきます。日付変わっていますが、前日付(28日分)の日記として更新します。なので、タイトルの時間表示は29日のAMですね…(笑)。ではでは、本編の方に…。

7月23日日曜日夜公演(1階北Aブロック4列23番ファミリー席)

Ambitious!野心的でいいじゃん」が終わり、センターステージの壇上にいるのはまこっちゃん紺ちゃん。22日夜公演、23日昼公演でもこの2人だけがセンターステージに立っている姿というのは観ましたが、当然、この公演において2人だけがセンターステージに立っているというのは意味合いが違うワケで…会場一面はここでピンク色に染まりました。そしてまこっちゃんから語り始めました。
※()内や<>内はトモキの類推や補足。強調等はトモキがジ〜ンときたり、何かを感じた部分。尚、セリフ部分に関しては、完全に覚えているワケではないので、音源等活用しつつ書き起こしなぞしております。

どうもありがとうございます。(ヲタ歓声&拍手)
私、小川麻琴は卒業まで後1ヶ月あるんですけど、この公演がコンサートとして出来るラストステージなので、こんこんと2人(それぞれ)手紙を書かせてもらいました。読みたいと思います。
メンバー、スタッフさん、そしてファンの皆さんへ。(私が)モーニング娘。に加入した時は、13歳だったのに、5年あっという間に過ぎ、もう18歳になりました。この5年間、色んな思い出がた〜くさんあるケド、今振り返ってみればそれは全て大切な思い出だなぁと思います。
そんな私がモーニング娘。に入って、何より嬉しかったコトは、それはここにいる皆さんに出会えたコトです。加入したての頃、何もわからなくてドンくさいなぁ〜って感じの私を今までず〜っと支えてくれたメンバー、スタッフの皆さん、本当に感謝しています。(「麻琴〜!」の歓声&拍手)
そして、食いしん坊でマイペースなこんこんこと紺野あさ美ちゃん、卒業おめでとうございます!(歓声)
<この時、スクリーンには既に泣いている紺ちゃんの姿が映し出されていました。その姿を観て、じんわりと自分の眼にも涙が浮かんでいました…。>
5期として、一緒にモーニング娘。に入ってもう5年も経つんだねぇ。早いねぇ。こんこんに伝えたいコトはいっぱいあって、<この辺からまこっちゃんの声も泣き声に…。>何から伝えればいいのかわかんないケド…とりあえず、ウチら2人は良く食べたねぇ!<ここで持ち直す>会話の80%は食べ物だったと思います。ウフフ…生まれて育った場所も違う2人が、5年間だけでこんなに仲良くなれたコト、私は本当に嬉しく思っています!(拍手、まこっちゃん再び泣き声に…)
こんこんはさぁ、マイペースでおっとりしているように見えて、実は凄く自分の考えとか拘りをしっかり持っていて、そんなこんこんからたくさん刺激を貰いました。これからは、今までみたいに頻繁には会えなくなっちゃうケド、ウチらは例え離れても毎日会えなくてもラブラブだよねぇ!(「ヒューッ!」)
5年間で出来た絆は誰にも邪魔できないもんね。こんこん!これから大学受験で勉強とか忙しくなると思うケド、あんまり自分を追い詰め過ぎず、今まで通りマイペースで前進していってください!
こんこん大好きだよっ!本当に卒業おめでとう!(歓声)
そして!ファンの皆さんへ…。この5年間、歌・ステージ・テレビ・ラジオ・握手会…などなど、色々が埋まったスケジュールの後の1番の回復方法は、ファンの皆さんからの暖かい応援でした。心から感謝の気持ちでいっぱいです。本当に、ありがとうございました!(拍手)
後1ヶ月、“モーニング娘。”として「カッコよく」卒業できるよう、全力で頑張ります!皆さん、見守っててくださいね!そして、ミュージカル成功させますっ!
…そして最後に、数え切れない程の素敵な思い出をありがとうございました!
以上、モーニング娘。5期メンバー小川麻琴でした!(拍手&声援)

時折、言葉が詰まりそうになりながらも、最後まで自分の言葉をしっかりと読み上げたまこっちゃんまこっちゃんの発する一言一言に、モーニング娘。への愛、5期メンバーへの愛、紺ちゃんへの愛、支えてくれた人々への愛…そんな全ての者への「愛」を感じられました。自分も心より拍手を送りましたし、今までの中で1番大きい「麻琴!」コールをしたんじゃないかと思います。
そして、まこっちゃんの「それでは、こんこんにバトンタッチします!」の言葉から、紺ちゃんの「ハイッ!」という返事を挟んで、ついに紺ちゃんの卒業メッセージへ…。

<既に、まこっちゃんがメッセージを読んでいる時から泣いていた紺ちゃん。なかなかしゃべり出せず…会場の「こんこん!」コールに後押しされ話始める形に。この時、自分はコール出来る状態になかったなぁ…。>
…ありがとうございます。では、読みたいと思います。
私の、モーニング娘。での時間はたくさんの人に支えられて、元気を貰って、だからこそ、こんなに素敵に過ごせたんだなぁと思います。いつも一緒で、色んなことを…共に…乗り越えてきた…<涙声に…。ヲタから「頑張れ!」等の声。個人的には黙って聞いていたかったので何も言わず…言えずの方が正しいかも。静寂を待つようにして再び話始める紺ちゃん。>
(色んなことを共に乗り越えてきた)モーニング娘。のメンバー、赤点で入ってきた私を暖かく育ててくれたつんく♂さん、そしてスタッフさん、私達よりも朝早くから夜遅くまで頑張ってくれて、本当にお世話になりました!
そしてそして…何より、全ての力の源になった、いつも応援してくれる皆さん、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。(声援)
モーニング娘。になって約5年間、心に残る思い出がいっぱいあり過ぎて、話し出すと止まらないなぁ、と思います。ただただ楽しかった思い出、涙が出るくらい感動した思い出、一生懸命取り組もうとした思い出…<再び涙声に…>凄く勇気をもらった…皆さんの声援、支えてくれた仲間達の言葉、そして皆さんの…きれいな…サイリュウム…明かりが凄くって、忘れられない光景です。
この5年間で、私の中には色んな物語が出来ました。それは、モーニング娘。を卒業した後も消えることのない、一生物だと思っています。今の私があるコト、そしてこれから先、前を向いて歩いて行けるコト、全ては皆さんのお陰だと思っています。本当に、今まで応援、どうもありがとうございました!(拍手&声援)
紺野あさ美、元気に卒業したいと思います!
2006年7月23日、モーニング娘。5期メンバー紺野あさ美

紺ちゃんの一言一言を胸の中にしまおうと、泣きながらも、その言葉だけは逃すまいとして一生懸命聞いていました。特に、5年間の思い出について述べるシーンは本当に紺ちゃんにとって色々なコトがあったんだと思わせる感じで…もう胸がいっぱいでした…。そして、会場からは絶え間ない“こんこんコール”が続き、それに「どうもありがとうございますっ!」と元気いっぱいに紺ちゃんが答えて、「好きな先輩」のイントロが…。

  • 好きな先輩

もう、紺ちゃんまこっちゃんも歌い出しから泣きじゃくりながら歌っていました。それを支えるかのように会場全体の「こ〜んこん!」「ま〜こと!」のコール。これまでの「好きな先輩」の中で1番そのコールは大きく、気持ちのこもったものでした。
2番になり、愛ちゃん&まこっちゃんが加わり、それは“5期メンバー”のラストステージ。やはり、歌い出しから号泣しながら歌うガキさん。愛ちゃんも堪えようとするものの、やはり泣きながら歌っていました。しかし、それでも明るく歌おうとしていた4人。この曲を始めて歌ったツアーから約4年半、そこには確かに5期メンバーの成長してきた姿、軌跡というものが見えました。最後の「頑張ります、先輩!」というセリフには、歴代の娘。メンバーに対しても言っていたであろうし、4人がそれぞれ今後の自分に対して、あるいは仲間に対して言っていたんだろうと思います。だから、最初は涙ボロボロで見ていた自分も最後の「ラララ〜」の部分では、泣きながらもそんな4人の姿を笑顔で観れていたように思います。そして、曲終わりに堪らず叫んでいました。
5期最高!!!」と。

  • 卒業セレモニー。

「好きな先輩」が終わって、いよいよ卒業セレモニーも終盤。よっすぃ〜の「こんこん、麻琴、卒業おめでとうございます!」→2人「ありがとうございます!」から、メンバー1人1人のメッセージへと入っていきます。バックミュージックは「Never Forget
最初はえりりん。メッセージを言う前から既に号泣のえりりん

まこっちゃん紺ちゃん、卒業おめでとうございます。
(ほぼ泣きながら)あの…まこっちゃんは…いつも、元気いっぱいで、凄い明るくて、〜(聞き取れず)で、パァって明るくなるような、とても元気いっぱいのまこっちゃんで、みんなに愛されていて、私も、そういう人になれるように頑張ります!(歓声)
紺ちゃんは…凄くゆっくりで、ご飯食べるのも凄いゆっくりで、私はすぐ、みんなに対してもいっぱいいっぱいになっちゃう癖があって、だから、そういう時に、紺ちゃんを見ると、凄く〜し、心がいつも〜ですけど、そういう紺ちゃんはこれから勉強が大変で、いっぱいいっぱいになっちゃった時は、絵里に、いつでも、メールでも、電話でも、いつでも…いつでもしてください。本当に卒業おめでとうございます!
→2人「ありがとうございます!」

えりりんは、多分本当はもっと伝えたいことがあったんじゃないかなぁと思います。でも、この時、この瞬間はこれが精一杯だったんだろうなぁ…そのつたないながらも、一言一言を一生懸命に伝えようとするえりりんの姿に2人に対しての愛情というものが伝わってきて、自分も心に響くものがありました。
続いて小春ちゃん。いつも笑顔な小春ちゃんがここまで泣いている姿というのは初めてで…

小川さん、紺野さん卒業おめでとうございます。いっぱいいっぱい、ダンスも色々教えてもらって…ホント、教わったコト忘れません!…<小春ちゃん号泣…>
卒業…おめでとうございます…(この後も号泣)

これが精一杯だったんだろうな。泣き方が普通の中学生のそれでしたし…短いながらも、自分の言葉でしっかりと伝えきった小春ちゃんの意思は、2人にもきっと届いたんだろうと思います。自分も、小春ちゃんの泣きにつられてだいぶきてたなぁ…。
続いてはさゆ。

まこっちゃん、紺野さん、ご卒業おめでとうございます。
えっと、まこっちゃんはぁ、いっつも笑顔で、なんだろ…さゆみが、ちょっと嫌なコトとかあってもまこっちゃんの笑顔見たら凄い安心して、凄い心強い存在でした。これからも、その周りを幸せに出来る笑顔を忘れずに頑張ってください!
まこっちゃん「ハイ、ありがとうございます!」
紺野さんは…これでもかっ!ってくらいマイペースで、うふっ…なんか、6期のさゆみから見ても「大丈夫か」ってくらいマイペースなんですけどぉ…<会場の笑いを誘い、しんみりモードを一変、明るくしてくれたさゆ…これはありがたかったなぁ。>
でも、さゆみはそんな紺野さんが大好きだし、これからも紺野さんらしく、マイペースで進んでってください!
あとぉ、1つ言いたいんですけどぉ…あの、石川さんが卒業した時に紺野さんが受け継いだピンク大好きキャラ<会場盛り上がり>…責任持ってさゆみが受け継がせて頂きます!
紺ちゃん「さゆだったら…いいよぉ♪…大事にしてネ」
ハイ!ご卒業、おめでとうございます!

さゆは、この場面中で比較的落ち着いて話していました。えりりんや小春ちゃんと対照的に、自分の言いたいコトを全部言えたんじゃないかな。そして、かなりしんみりムードが漂っていた会場の空気を一変させてくれました。これは自分にとってもありがたかったなぁ。それでいて、ピンクキャラの継承も宣言している辺りがさすがだなぁ、と(笑)。とても、さゆらしくてイイ感じのメッセージだったように思います。
続いてれいな…彼女もメッセージ言う前から号泣してました…

まこっちゃんは…ご飯食べる時に、1人で誰もいないのに変な顔とか変なコトをしている<会場ウケる>のを、れいなはこっそり見てて<これもウケる>、それで…凄い癒されてました。<同じくウケる>
まこっちゃん「ありがとうございます(笑)」
まこっちゃんとは、まだ一緒にミュージカルもあるので、よろしくお願いします!
まこっちゃん「よろしくお願いします。ありがとう」<この時のまこっちゃんの笑顔も印象的だったなぁ…>
ポンちゃんは…すごい、食べる時に、凄い幸せそうな顔してて、<会場ウケる>凄い何よりも幸せそうな顔しているのを見て、いいなぁと思って、凄い…大好きだったんですよ、その幸せそうな顔が。だから、卒業しても、そんな勉強とかでいっぱいいっぱいになるかもしれないケド、いっぱい食べて幸せそうな笑顔をしてください
紺ちゃん「ハイ!」
卒業おめでとうございます。

れいなは、自身が号泣しているのに、(しかも真剣に言葉を述べているのにも拘らず)その言葉の節々がおもしろかったので、全体の雰囲気としては笑いに包まれた感じになってたように思います。自分も最初のれいなの表情見て泣いていたけど、途中から泣き笑い状態になってました。表情をこっそりと(笑)見て、幸せをもらったり、癒されたりしているのがれいならしいなぁ、と。
そして…5期メンバーの愛ちゃん。愛ちゃんの時には、卒業セレモニーとしては“異例”の出来事も…

(多分愛ちゃん自身いっぱいいっぱいで、思わず出ただろうと思われる)ど〜しようっ…おめでとう。
→2人「ありがとう。」
もうさ…もう、ずぅ〜っと一緒にいたからさ、だからさ何言っていいかわかんないんだよね。でも…頑張って言うね。
麻琴はぁ、年下なのに、すっごいしっかりしていて、ホントに何か…私がホント困ったコトとか、悩んだことがあると(私が)「麻琴ぉ〜」とか言って、いつも聞いてくれたり、いつもアドバイスくれたりとかして…<この辺りからはギリギリ堪えながらでしたね…。>何か、いつも何か自分が情けなくなったりとか…
<そんな愛ちゃんにまこっちゃんが小声で「泣いてるなよぉ」と言葉をかける…>
でも何か、学んだこともいっぱいあったし、ホントにオーディションの頃からずっとライバルで、ずっと多分お互い意識してるんだろうな…って言うのもあって。でも、イイ刺激だったと言うか、お互い一緒に成長して来れたのもやっぱりそういう…仲間意識もあれば、そのライバル意識もあって、凄いイイ関係だったなぁと、凄い思う。もう…何て言うんだろ、麻琴はミュージカルも(まだ)あるからね。リボンの騎士、成功させましょう
まこっちゃん「ハイ!」
…こんこん…うわ〜ん…<と、泣きながら紺ちゃんに抱きつく…ここでトモキの涙腺ももう完全に緩む…>
こんこんは、もう、ホントにさぁ、鉄のようにさぁ、固い頑固者だけどさぁ、ホントに、ホントさぁ、ホントピンク大好きでさぁ、なんかこう『ピンク卒業したら?』とか言っても『いや私はピンク』とか言ったりとかさぁ…(会場全体を観て)ホラ、皆さんもピンクってわかってて下さるようでピンクのサイリウム持って下さってる…ね。それぐらい、こう、こんこんが頑張ってるんだなぁ、って思うと『私も頑張んなきゃ!』とか思うし、そうだなぁ、でも…私も、こんこんみたいにその強い信念というか、持たなきゃっていつも思うし、ホントにこんこんはぁ、ほっぺたを気にしてたりとかね、するけどさぁ、ホントはそれがこんこんなんだからさぁ、もっとこれからは自信を持って…ね、『こんこんだぞ!』っていうのを…よくわかんないんだケドさ、勉強もさぁ、頑張って…
<と、愛ちゃんがここまで言って、そろそろ締めに入るのかな?と思われた直後…>
ガキさん:「愛ちゃんまとまってないから!」<とツッコミ(笑)。メッセージ中にツッコミ入れたのは前代未聞(笑)。すかさず愛ちゃん…>
「いや、まとまってるじゃんか!」
ガキさん:「相当時間〜(聞き取れず)。全然まとまってないから!普段、やってないことをやると…」
→「そうだねぇ(苦笑)」<で、まとめ(?)に入る>
とりあえずさぁ…おめでとうってことが言いたかったんだよっ!<2人抱きしめ合う…会場、拍手と歓声に包まれる。>
リボンの騎士観に来てください!
紺ちゃん:「(即答で)もちろんっ!」
勉強頑張ってね。(卒業)おめでとうございます。

全体に5期愛を凄く感じました。愛ちゃん自身、多分、まとめるつもりだったんだろうけど、2人のコトを想うと言葉が次々に出てきて止まらなくて…って感じになってたんだと思います。最初から、いっぱいいっぱいみたいな感じもありましたし…そこで出たガキさんの「愛ちゃん、まとまってないから!」という突っ込み。他メンバーの挨拶に対して、突っ込みを入れるという前代未聞な出来事を(笑)…でも、5期メンバー同士だから出来るんだろうな。約5年という長い長い年月を経て創り上げて来た5期メンバーの絆が成せたツッコミだったんじゃないかと思います。そのツッコミの瞬間だけは笑わせてもらったケド、それ以降のやりとりを見ている内にもう涙は止まらなくなってて…若干、嗚咽もあったかもしれません…。
それを決定的にしたのは続いてのガキさん。ほんのついさっきまで愛ちゃんにツッコんでいたのに、自分のメッセージの番になったらいつの間にか号泣じゃないですか…その様子を見たらもう…さらに、最初の一言がダメ押しで…

ホントに卒業すんの?<この一言に込められた様々な意を読み取ると共に、もう何かが弾けたかのようにトモキは泣いてました…>
何かね、実感が…まだ沸かなくて…こんこんとも、まこっちんとも…ずぅ〜っと一緒にいたから、何か、何言えばいいかわからないんだけど…でも、私がホントに悩んでいる時とか、ただ側にいるだけで、話を聞かなくても、ずっと隣にいてくれたりとか…さりげなく話を聞いてくれたりとか…ホントに2人にはいっぱい助けられたし、ホントにいっぱい支えてもらって…だから…ホントに私がモーニング娘。に入って、こんなに大切で、こんなに信頼出来て、ホントに大好きだなぁって思う仲間が出来た(の)って、初めてだったかな…卒業しても…ずっと仲間でいてね!卒業おめでとう!
→2人「ありがとう…」

今回のセレモニーの流れ…というか、夜公演で卒業セレモニーやる、との理解をした地点*1で、自分が間違いなく1番泣くだろうと思っていたのは、ガキさんがメッセージを送る場面だと思っていて、案の定その通りになりました。ガキさんは本当にモーニング娘。が大好きでモーニング娘。に入ってきた娘だし、ある意味では“最強モーヲタ”な存在でもありますし…そんな、“モーニング娘。大好き”なガキさんの同期の卒業。どのハロプロファンよりも紺ちゃんまこっちゃんと一緒に過ごしてきた時間が長いガキさん。そんなガキさんの“喪失感”というものを考えると、それだけで泣けてきて…。いざ、ガキさんが2人にメッセージを送る場面になった時に、ガキさんはちゃんと最後まで言い切れるのだろうか?とか、そういった部分まで心配になっていて…そんな中で当日のこの場面を迎えましたからね。もう、ガキさんの「ホントに卒業すんの?」と最後の“仲間”のくだりの部分は、何度思い出しても泣けてきます。現場行ってる中で自身の感情が1番爆発した場面でもあったと思います…。
そんなガキさんに続いてはサブリーダー、ミキティ

え〜、こんこん・麻琴、卒業おめでとうございます。
→2人「ありがとうございます。」
え〜、2人とも、まぁ自分の夢だったり、やりたいことだったりに、え〜、向かっていくわけですけども、まぁ〜麻琴は、まぁ美貴も(麻琴に対して)何言ってるかわからないイメージが凄い強くて、でも、凄い、何かその、パンダみたいな麻琴に凄い癒されて、なんかでも麻琴は後1ヶ月あるので、で、この間一緒にご飯食べに初めて行ったりとか<会場驚きに近い感じのどよめき>…凄い…(どよめきに対して)行ったの!行ったの!初めて!まこっちゃんも「ね!」と返す>そう…〜(聞き取れず)けど、凄い嬉しかったし、まぁ、後1ヶ月、日本にいて、まぁ大体私は家に居るので…<まこっちゃん「ハイ!」と返す、会場は笑い>
ハイ、そして、え〜、こんこんは、え〜、フットサルのイメージがやっぱり凄い強くて、何かおっとりしてるこんこんが、凄い早く動くのを見れるのが…確かに、(普段)なかなか見れないんだけど、でもカッコイイこんこんだったり、何か、悔しがっているこんこんだったり、まぁ凄い色んなこんこんが見れて凄い嬉しかったです。<「嬉しかった」の辺りが涙声混じり…>
え〜、これからも、まぁ勉強大変だと思うし、まぁ、慣れないコトをするコトで、まぁ辛いコトがあったら、まぁフットサルだったりモーニング娘。だったり、みんないるので安心して、自分の夢に向かって頑張ってください。
紺ちゃん「ありがとう。」
卒業おめでとう!

普段落ち着いているというか、冷静な印象のあるミキティも「え〜」や「まぁ」といった接続語が多いように、平静なように見えて、結構いっぱいいっぱいだったんじゃないかなぁと思います。ミキティの言ってる、「まこっちゃん=パンダ」というイメージに関してはなんとなくわかります。このミキティや、れいな、あるいはこの後のよっすぃ〜が言っていたり、それ以外のメンバーが語っている部分からもわかるコトですが、トモキ的なまこっちゃんのイメージは“クラスメートの女子に1人はいてほしい(いる様な)ムードメーカー的存在の女の子”という感じです。この点については、まこっちゃんの卒業日が差し迫った頃にまた詳しく書きたいなぁと思っていますが。話を戻しますと、だからミキティまこっちゃんの存在が楽しかったんじゃないかなぁと。そして、紺ちゃんとはやっぱりガッタスで打ち解けた部分ってのが大きかったんだろうと思います。モーニング娘。あってのガッタスの活動であったワケですけど、本人達にとっては双方に良い作用だったんでしょうね。ミキティの暖かいコメント、嬉しい気持ちで聞いていました。
そして、リーダーよっすぃ〜

こんこん・麻琴、卒業おめでとう!
まこっちゃん「ありがとうございます。」(紺ちゃんは泣いてて言葉が出てなかったですね…。)
麻琴は…辞める…の?(笑)…麻琴、辞めるのか。<会場の笑いも誘う。まこっちゃん何事か答える。>
そっか、麻琴とはお笑いコンビで一緒にやって来たんだけどさ…なぁ、まこっちゃん
まこっちゃん「そうですね、先輩!ハイ!」→なぁ。2人で弾けたのにな!まこっちゃん「弾けたね!」→弾けちゃったな!→まこっちゃん「弾けちゃったね!」→楽しかったな!→まこっちゃん「楽しかった…」
でも、弾けただけじゃなく麻琴とは、色んな話を…してきたね!<まこっちゃん「ハイ!」>
辛いコトも、悲しいコトもあったケド、これからもあるかもしれないケド、麻琴は、大丈夫!自信持って、その明るいキャラで色んなもの乗り越えてください。<まこっちゃん「ハイ!」>
後1ヶ月あるから…ナイロン、よろしくな!
こんこん、卒業おめでとう。
紺ちゃん「ありがとうございます。」
こんこんは、すっごいホントイライラするくらい遅いケド、『なんでたこ焼きを4分割して食べんだよっ!』…ホントに、イライラした時もあったケド…ぶっちゃけね。
でもこんこんは、ホントに凄い優しくて…こんこんはねぇ、初めてねぇリーダーになった時にねぇ、すっごい不安だった時にメールをこっそりくれて<ここら辺から涙声混じり…。>…支えてくれたんだよね
そんなこんこん…あのねぇ、これヤバイッス、後輩の卒業ヤバイッスわ!…でも、ホントにこんこんはフットサルで…凄い繋がれたなって、凄い思って、こんこんの負けず嫌い…負けず嫌いに火を付けたフットサル。楽しかったね。
こんこんのカッコイイキーパー姿、ホンットに輝いてたし、みんなにパワーをくれたこんこんのキーパー姿、目に焼き付けてあるから!
これからもガッタスはず〜っと頑張るから、ストレス発散しに、いつでもガッタスに来てください!
紺ちゃん「ハイ!」
これから、モーニング娘。は、これからもずぅ〜っとカッコイイ歌を歌って、踊って、楽しいグループでいるので、いつでも仲間のコトを思い出して、何かあったらいつでも連絡してきてください。
紺ちゃん「ハイ!」
卒業おめでとう!

よっすぃ〜は、まこっちゃんの時に笑わせてくれ、でも真剣にまこっちゃんのコトを考えているのがわかりましたし、ホントに大好きなんだなぁ…ってのが心の底から伝わってきました。そして、紺ちゃんに対してのメッセージで、落ち着きかけていた自分は再び号泣してたなぁ…。よっすぃ〜紺ちゃんがフットサルで絆を深めたってのは、これまでにも語られてきたコトでしたが、よっすぃ〜のリーダー就任時のメールのエピソードは…また、よっすぃ〜が涙声でそれを言うもんだからもう涙が止まらなくて…。あの時期、そうは言ってもよっすぃ〜も相当悩んだんだと思います。そんな時に紺ちゃんが送ったメール。何気ないメールだったかもしれないケド、それはよっすぃ〜にとって、凄く大きなメールだったに違いありません。そして「後輩の卒業ヤバイッスわ!」という部分も…。よっすぃ〜はこれまでに先輩と同期、全部で10人のメンバーの卒業を見届けてきました。これはモーニング娘。在籍中の“卒業見届け”としては、最多の人数*2を見届けていることになります。そして、11人目・12人目となる紺ちゃんまこっちゃんは自分より後に入ってきたメンバー。と、言うコトは、彼女達の約5年間の活動を最初から最後まで観てきているコトになります。ですから、ある意味では育て親のような感覚がよっすぃ〜にはあったんじゃないかなぁ…と。そういった想いも含めて出た言葉が「後輩の卒業ヤバイッスわ!」という一言だったんだろうと思います。
こうして、メンバー全員から2人への“卒業メッセージ”が無事に送られ、よっすぃ〜の「それじゃあ、みんな、この10人でまだまだ踊って、歌って、いくよ〜っ!」で…

  • 本気で熱いテーマソング

この曲も2002年の春ツアーで歌われた1曲。自分にとっても5期メンバーの姿を初めて生で観たツアーでの1曲で思い出深い1曲。この曲を迎える頃には、メンバーみんなも大分落ち着いていましたし、自分自身も落ち着いて観るコトができました。2002年当時から現在までのモーニング娘。そして紺ちゃんまこっちゃんを思い出しながら、この曲を楽しんで、熱い想いで聞いていました。

いざ進め!本気で熱い奴ら!

そして「いざ進め!」はこれでもか、と言う程に叫びましたし、ずっと曲を歌っていましたし…様々な想いが全身を駆け巡りました。

モーニング娘。単独で歌うラストの曲でした。実は恋レボは、トモキが初めて自分のお小遣いで買った*3CDシングルでもあります。この曲が出された2000年当時のモーニング娘。も10人。そして2006年この時のモーニング娘。も10人。同じ10人という人数でも、当時のメンバーはよっすぃ〜のみ。そのよっすぃ〜モーニング娘。リーダー・年長組という立場。如何にこの曲が出されてからモーニング娘。というグループが革命を続けてきたかということでもあり…。そして、この日またモーニング娘。は次なる進化の過程として1つの革命が起こる…そんなコトを想いながら、ファミリー席ながら振りマネ出来るところは振りマネしつつ、モーニング娘。の姿を最後まで目に焼き付けました。曲終わり、「モーニング娘。でした!」の一言。次に自分がモーニング娘。を目にする時にはまた別の形のモーニング娘。を目にするコトになります。

この次のベリーズ℃-uteのゴーガールは半ば放心状態で観てました。努めて平静を保とうとはしましたが…それでも、後半は声出して“ハロコンを楽しもう!”という雰囲気に戻れていた気がします。ワンダフルハーツメドレー。残り数分の空間を精一杯楽しみました。そして、MC*4があって、本当に紺ちゃんにとってはラスト曲の…

結果的に、自分が希望していたようないわゆる“卒業曲”を歌う卒業式ではありませんでしたが、それでも、ハロー全体という意味ではこの曲がラストというのも納得できますし、紺ちゃんまこっちゃんにとっての卒業曲は「好きな先輩」だった、ということで良いんだと思います。そんな中“未来”を歌った締めの一曲。

さあ 繋げよう 未来へ 命を
さあ 飛び立て SHIP! TO THE FUTURE

思えば…モーニング娘。の曲は、この曲に限らず「未来」という歌詞が出てくる曲が多いです。それは、やっぱり人間が生きていく上で大事なのは未来だからなんだと。つんく♂がどのような想いで歌詞を書いているのかはわかりませんが、未来について歌った曲が多いのは、そういった意味も込められているんじゃないかなぁと思います。

やるべきことは 分かっちゃいるけど
そうすべて全部が 誰にも 出来ないだろう

紺ちゃんがこれからやるべきこと。それは紺ちゃん本人が1番わかっているでしょう。でも、全部が出来なくても、それをやった、という過程が大事。やろうとする気持ちが大事なんです。そういった意味では、もう既に紺ちゃんはそれが出来ているんじゃないかな…。

この曲を聞きながら、これから先の紺ちゃんを、モーニング娘。を、そして自分自身のコトを考えていました。そう、既に未来に向けて動き始めているのだから…。
そして、本当に最後の「お別れ」。ステージの外周部分を1周していくメンバー達。紺ちゃんまこっちゃんもありったけの笑顔で会場全体に手を振っていました。その表情は清々しく、悔いは残っていないというのが伝わってきました。自分は、手を振って思いっきり「ありがとう!」と叫びました。そして、紺ちゃんへのメッセージとして「夢叶えるんだよ!」というコトも叫びました。最後にまずは5期メンバー4人で挨拶…この“4人”の姿、素敵でした。今後別々の道を歩んでいく彼女達。みんなの未来が輝いたものであるだろうと信じています。そして…1番最後に深々と一礼をした紺ちゃん。全てを出し切った、やり切った、という感じでした。
こうして会場内では様々なコールが起こる中、自分は退出しました。辛うじて曇りを保っていた空は、公演終了後にはパラパラと小雨が降っていました。それまで頑張っていた代々木の空もほんの少しだけ、涙を堪えきれなくなったのかな…なんてことを思いながら、帰途へと着くのでした…。

7月23日日曜日&24日月曜日〜余韻。

公演が終わって、クロノさんと合流。大阪組の皆さんは既に帰られたとのことでした。言葉少なげに、余韻に浸りながら家へと向かう2人。しかし、この時は不思議と紺ちゃんが卒業した実感を感じてはいませんでした。今にして思えば、多分、その実感が大き過ぎて感じられる許容範囲外だったんじゃないかと。最寄り駅に着き、軽くアルコールと夕食を仕入れて帰宅。それぞれ思い思いに時間を過ごしつつ…寝る前に流したDVDが、

これ。この日、その10人体制を終え、新たな門出を迎えたモーニング娘。紺野あさ美の姿を目にしつつ、いつの間にか寝ていました。
翌朝、ハッと気付き「めざましテレビ」をチェック。クロノさんは既に活動をしていた様子。そこで流れる“卒業式”の模様は、本当に彼女が卒業したというコトを伝えるものでした。そのシーンのみを見て、体力回復を図る為に再び就寝。起きて、クロノさんが帰られる際にポツッと呟いた
「今日からモーニング娘。亀井絵里さんと一般人の紺野あさ美さん推しのクロノです」
という言葉がかなり身に染みたなぁ…。そんなクロノさんをお見送りして、家に戻った自分。試験勉強の最中、その日の夜中に急激に寂しさがこみ上げてきてわんわんと泣いていました…。

To.紺野あさ美さん。

卒業からもう5日(6日)が経ったんですね。高卒認定試験まで後12日。そちらの勉強の方も佳境に入ってきているんじゃないでしょうか。ここが一踏ん張りです。
もう、散々紺ちゃんについてはこの3ヶ月で語り尽くしてきました。過去の思い出も、未来に向けてのエールも。自分としても、ようやく落ち着いて、紺ちゃんの卒業を真正面から受け止めて、紺ちゃんの今後について考えたりすることができるようになりました。24日付のサンスポで、紺ちゃんが記者会見で、

「22、23歳になった時、こうなっていたいという夢があるんです。希望校も自分の心の中にあります。合格は来年になるか再来年になるか分からないけど、頑張ります」
「憧れの職業は今言うと『高望み過ぎるぞ!!』と言われそうで秘密です。ただ、今までの根性や経験は絶対に生きると思う。たとえ、大学受験に失敗しても経験は無駄にならないはずモーニング娘。の卒業に後悔はないです」

コメントを残したとありました。これを読んで、自分は安心しました。自分が思っている以上に、紺ちゃんは将来の自分についてのビジョンを考えているんだなぁ、と思うと…むしろ、トモキの方が、自分自身のビジョンを考えられてないような気さえしてきたし(爆)。
コメントを読む限り、レベルの高い大学への進学、そして目指す職業もそれになる為の条件がなかなか難しいものみたいですね。でも失敗を恐れていては始まらないもんね。まずは自分が「やるべきこと」をやることが大事だし、紺ちゃんはそれをわかっているみたいだし。トモキの中で、ある程度こうなんじゃないか、という考えもありますが…とにかく、トモキは紺ちゃんの夢を応援し続けようと思います。
そして…また我々の前に姿を見せてくれるコトがあるならば、自分は笑顔で紺ちゃんを出迎えたいな、と。また、その笑顔が見れる日がある、そう思い続けるコトくらいはしててもイイよね。
紺ちゃん、頑張ってね!!!

*1:4月28日の地点と言ってもいいかもしれません。

*2:次いでかおりん梨華ちゃんが9人で2番目。

*3:それまではプレゼント等の形。

*4:この時のやぐっちゃんの一言も良かった…。