ドイツGP。

フェラーリ完璧です! …ってか、ホントに強過ぎ。PPライコネンのトップ快走もわずか9周(1回目ピットストップまでの間)のみ。後は、ずぅ〜っとミハエルとマッサの高速ランデブー走行だもんなぁ…ホント、アメリカGP以降のフェラーリは数段速くなっていますね。もはや、コース相性とかタイヤとのマッチング(これはもちろんありますが)だけの話じゃないですね…こりゃ凄い。ミハエルはもちろん、マッサも最高の走りだったと思います。
で、ライコネンが3位。こちらは確かに最初のピットストップでロスはありましたが、それがなくてもフェラーリには追いつけなかったでしょう。それでも、最後のピットストップ後にバトンを追い越していったシーンは「さすがライコネン!」と思わせる意地の走りでした。
一方のルノー勢は完全失速。このレースに関しては、完全に第2グループに吸収され、フィジケラのアシストがあってもアロンソはかろうじての5位4P。ミハエルとのポイント差はまだ11Pあるとは言え、フェラーリの前でゴール出来ない限りは、残り6戦で逆転を許す可能性は充分ありそうで、次戦ハンガリーGPでどこまで速さが戻ってくるのかがポイントになりそうです。それ次第では、ミハエル・フェラーリの一挙逆転もあり得ます。
SUPER AGURIはやはりニューマシンの初期トラブルが出てリタイアに終わりましたが、それまでは琢磨がミッドランド勢と遜色のナイ走りを見せてくれました。終盤に向けて、マシンが熟成されてくれば、鈴鹿を迎える頃にはエキサイティングなレースぶりが見れているかも。
残り6戦、まだまだ目が離せない展開になりそうです。次戦ハンガリーGPは早くも今週末です。