トモキ的ブラジルGPレビュー。

いよいよ今日から今年のF1最終戦ブラジルGPが開幕! 今年は最終戦にして三つ巴のドライバーズタイトル争いとなっていて、誰がチャンピオンになっても箔が付くという感じで。

そしてこの三つ巴という状況は1986年以来で、その時と結構似た点も多いです。86年の時はウィリアムズのマンセル・ピケとマクラーレンプロストの争いでした。最終戦を迎えた時点でのポイントリーダーはマンセル。マンセル・ピケのコンビが仲良くなかったというのも今年のハミルトン・アロンソを思わせます。86年はマンセルがタイヤバーストでリタイアし、プロストが優勝して逆転チャンピオンでした。
そう考えるとポイント的には最も不利なライコネンにも充分に可能性があるんじゃないかと思います。ブラジルはフェラーリが得意にしているコースでもありますし、マッサの援護を受けられるというのも好材料。これまで2回タイトル争いに敗れているライコネンではありますが、今の勢いなら逆転もあり得るんじゃないかと思います。とは言え、仮にライコネンが優勝したとしても、ハミルトンは4位以内に入れば自動的に、5位でもアロンソが2位にさえ入らなければチャンピオン決定とハミルトンが有利なのは変わりません。
ではアロンソにとっての強みは?と言えばやはりチャンピオン経験者であること。ハミルトン・ライコネン共に速いドライバーではありますがチャンピオンは未経験。ましてハミルトンはルーキーイヤーですし、プレッシャーという点では一番気楽に戦えるのはアロンソではないかと思います。
個人的にはなんとなくライコネンが逆転する予感があります(笑)
また、ウィリアムズからは中嶋悟*1の息子、中嶋一貴のF1デビューとなりますし、日本勢の最終戦の活躍ぶりにも注目したいです。

*1:知らない方は今長澤まさみとCMで共演してるのでチェック。