悔しい…。
一応、思ったコトを文章にはしてみます。レポ書こうかと思いましたが、レポになりそうにないので…これから書くコトがレポと呼べるものならそうなるのかもしれませんが。何しろ、ガッタスが負けた後、メモ取るの止めてしまったので…。
何が悔しいって「紺ちゃんのラストの大会を優勝で飾れなかったコト」とかそういうのではなくて、ガッタスが本来持っている力をほとんど出し切るコトなく、見せるコトなく、敗れ去っていったコトが悔しいです。
グッドウィルカップ決勝トーナメント1回戦、ガッタスの相手はXANADU loves NHC（以下ザナドゥー）。試合結果は1-2でしたが…ハッキリ言って点差以上に完敗のゲームでした。ガッタスが7人しかプレーヤーがいなかったから、とかそういう次元ではなくて、プレーの質も内容も完全にザナドゥーの方が上だったように思います。ボールが全然繋がらなかったですし、ザナドゥーがやりたいプレーを全部やらせてしまった、という感じ。2失点共に、カウンターで人数的不利になって、紺ちゃんが仕方なく飛び出した所を決められてという感じで、完全にディフェンスを崩されていて…むしろ、よく2失点で済んだと思います。2失点で済んだのは、紺ちゃんの飛び出しのタイミングや判断の良さがあったからかな。この点は最後まで健在でした。ザナドゥーには遅延行為に近いギリギリのプレーもありましたが（思わず自分も叫んでしまいましたが）、それはザナドゥーが自分達のやりたいプレーが出来ているからこそやれた行為であって…逆に言えば、ガッタスはザナドゥーにやりたいプレーをさせてしまっていた、というコトです。
また、ガッタスが力を出し切れていないだけでなく、ザナドゥー自体が強いチームに仕上がって来ているのもあったかもしれませんが…ひょっとしたら、今回のザナドゥーは出場チームの中で1番強いチームだったかもしれません。でも、そのザナドゥーも優勝出来なかったんですよね…。
ザナドゥーを準決勝で破ったのがchakuchaku J.b（以下チャクチャク）。1回戦でASAI RED ROSEをPK戦の末破ったチャクチャクは、ザナドゥー戦でも0-0でPK戦に持ち込み勝利。ゴレイロの三宅梢子が何しろ点を取られないので、負けないんですよね。でも、そんなチャクチャクも優勝は出来ず。
優勝したのは蹴竹Gでした。FANTASISTAを1-0で撃破し、続く南葛YJシューターズも2-1で破っての決勝。延長まで0-0のまま試合が進んで、このままPKかと思われた再延長でゴールを決め、チャクチャクを1-0で破り、初の栄冠を手にしました。
昨日も書きましたが、ガッタスを応援する気持ちを抜きにすれば、今大会は大混戦模様でどの試合もおもしろかったです。蹴竹Gには素直におめでとう、と言いたいですが本当にどこが勝ってもおかしくなかったです。
例えば、チャクチャクは決勝まで進みましたが、1回戦*1、準決勝共に0-0からPK戦に持ち込んでの勝利、決勝も再延長途中まで0-0と、ひょっとしたら“決勝トーナメント無得点のまま（その上無失点で）優勝”なんてのもあるのかと思いました。三宅梢子さんのお陰で点が取られそうもないけど、点が取れそうにもなくて…。何しろ、11番景山のぞみをケガ*2で欠いていたので、ボールがまともに運べない状況だったんですよね。そんなチャクチャクの攻め方と言えば、毎試合、10番庄司知美のキックインか三宅梢子からのボールクリアランスをゴール前で合わせようとすることを繰り返し行なっていたのみで、試合内容的には同チームと戦ったASAI・ザナドゥーの方がはるかに押していました。でも、先程も書いたように三宅梢子が点を取られないから決勝まで進んだんですよね。
あくまで、今日の試合でですが、自分が観た中で内容のイイゲームをしていたのはやはりザナドゥーとASAI。優勝した蹴竹Gは得点シーンはゴレイロからのロングフィードをゴール前でヘッドで合わせるというのがほとんどでしたし、これの対処法がわかっているチーム相手（それがザナドゥーやASAIの可能性は高い）なら結果はわからなかったような気がします。1回戦PKでヤンジャンに敗れたYOTSUYA CLOVERSも守りは堅くイイ試合をしていましたし、ホントにスフィアリーグ全体のレベルが上がってきているように思います。
今回、ガッタスに足りないものは何だったのか。それは自分みたいなのが言っててもキリはないし、本人達が1番わかっていると思います。1番悔しかったのも彼女達自身なはずですし…お台場でよっすぃ〜・ミキティ・梨華ちゃんが復帰して果たしてどうなるのか、今回からどこまで変われるのか。変われるだけのチーム力がガッタスにはあるはずですし、それを期待して待っていたいと思います。
