スフィアリーグFINAL観戦記。

昨日有明コロシアムで行なわれたスフィアリーグFINALを観て来ました。書いているのは1日ですが30日の日記として書いていこうと思います。例によって長文になっているのでトップでは隠します。




出発しようとしたら雨が降っているとか…昨日なんて雨の予報なんて出てましたっけ?(泣笑) しかも現地に着いたら雨が止んでいるといういつものパターン…さすがだな(爆)。また、乗って来た電車に蹴竹Gの選手が何人か一緒だったみたいで…国際展示場駅〜会場まで一緒に歩くような形になっていました(笑)
それはさておき、今回の座席は西Gブロック1階12列3番。丁度選手達の入場口の上の座席でした。

オープニングセレモニー&公開組み合わせ抽選

今回はリザーブリーグの試合が無く、スペシャルマッチという形だった為、お客さん達の入場後にトップリーグの選手達が入場。前大会優勝のFANTASISTA丸山葵の選手宣誓の後に、前回は事前抽選だった公開組み合わせ抽選が行なわれました。今回はフジテレビ青嶋達也アナが登場して、会場内を盛り上げていました。
1番手のFANTASISTA(以下ファンタジスタ)は第4試合となるGを選択。2番手のYOTSUYA CLOVERS(以下ヨツヤ)はキャプテン伊藤雅子が迷うことなく第4試合のブロックHを選択し、前大会決勝のリベンジ戦を1回戦から実現させる形になりました。そして3番手Gatas Brilhantes H.P.(以下ガッタス)キャプテンのよっすぃ〜。どこを選択するか相当に迷っていてチームメイトのメンバーの方を見ながら「どこにすればいい?」という形で迷っていましたが、結局1回戦第3試合となるEを選択しました(これについては後述しますが…まぁ数字上の話なのでどうでもいいっちゃどうでもいいですけど)。続く4番手carezza(以下カレッツァ)は第2試合となるCを選択。注目の5番手TEAM dream(以下ドリーム)は第1試合となるAを選択。数字上の“3強”のどことの対戦を選ぶかという6番手南葛YJシューターズ(以下ヤンジャン)がFを選択し、ガッタスとの対戦に。7番手XANADU loves NHC(以下ザナドゥ)はDを選択しカレッツァとの対戦。ラストの蹴竹G(以下蹴竹)が選択の余地がないのに相談するというミニコントを披露しつつ、Bの選択となりドリームとの対戦となりました。この結果、対戦カードは

となりました。


さて、ここからは個人的な組み合わせの感想。いくら書いた所で机上の空論とわかりきって書いていますんで何卒ご理解を。まずガッタスですが相当に悩んでいたようですが、あの状況ならA〜Dを選んでも良かった気がしますね。なぜならガッタスの後はカレッツァ、ドリームと続いたワケですが、カレッツァが「決勝戦ガッタスと」と考えていてくれればEかFを選択したはずです。そうすればドリームはガッタスと同じ山かカレッツァとの対戦を選ばざるを得ない形。年間の総合優勝争いを考えれば、こう追い込んだ方が良かったと思うんです。ガッタスと同じ山ならばもちろんガッタスはドリームと対戦するリスクを背負いますが、ドリームを破った地点で総合優勝がかなり近付く状況。仮にドリームがカレッツァとの対戦を選べばそれはそれで万々歳。結果的にドリームが勝ち上がってきたとしたらそれはそれで仕方ないですが、実際の選択でもそういう形になっているワケですし。後は…出来ればザナドゥに1回戦からドリームと当たって欲しかったなぁ。これは正に結果論ですケド。
…という数字上の話は抜きにして、対戦カードはこのようになったワケです。

スペシャルマッチ。

時間軸としてはこの組み合わせ抽選の後にスペシャルマッチ第1試合、決勝戦の前にスペシャルマッチ第2試合が行なわれたのですが、便宜上スペシャルマッチという枠でこの2試合を書いていきたいと思います。尚、スペシャルマッチは前後半ナシと15分1本勝負。同点の場合のPK戦はナシというルールで行なわれました。

Team Good(以下グッド)はお台場以来の顔見せだったのかな? そんなグッドと対戦するASAI RED ROSE(以下アサイ)はお遊びとはいかないまでも、全体的にお気楽ムード。キャプテン5番マッキーやエース10番山口百恵を温存しての序盤戦。そして2分半過ぎに山口を投入すると30秒しない内に左サイドの突破からミドルシュートを放ちあっさり先制。さすが山口。対するグッドも4分半過ぎにアサイゴール前でのこぼれ球を8番丸山純が押し込んで同点に。この後は両チーム一進一退で進んでいきましたが…アサイの8番浅野麻衣は転び過ぎです(笑)。11分過ぎに山口がドリブル突破時にヒールを見せたり、ロスタイムにはアサイの猛攻がありましたが、ゴールまでには至らず1-1のドローで試合を終えました。

こちらの試合もchakuchaku J.b(以下チャクチャク)は試合が半分経過するまでキャプテン1番三宅梢子がベンチだったり、ミスマガジン(以下ミスマガ)も開始5分程度でゴレイロを1番時東ぁみから0番中澤優子に替えていたりという形。試合の方はややチャクチャクの方が攻める時間帯が多く、特に試合中盤〜終盤にかけては5番郡司あやの、10番庄子知美、3番山本早織がゴール前で次々とシュートを放っていました。しかしゴールまでには至らず、0-0のスコアレスドローで試合を終えました。ミスマガベンチでなぜかベンチ上で正座して座っていた時東ぁみの姿が印象的だったかな(笑)

1回戦〜総合優勝争いの一角散る。

  • 第1試合:ドリームVS蹴竹

開始直後からドリームが攻めるものの蹴竹も懸命に守る展開。その中で前半3分に蹴竹がフリーキックのチャンスを得るものの得点できず。ドリームの方がボールキープの時間帯、相手陣内でプレーする時間は多いもののゴールできず。前半終了間際には20番宇津木めぐみから3番阿部絵里恵に絶妙のパスが出るも阿部が空振りし得点できず前半は0-0。
後半開始直後の蹴竹、7番キャプテン中村摂の強烈なシュートがドリームゴレイロキャプテンの7番橘佳奈を襲い、何とか止めるもののボールがこぼれる。そこに蹴竹4番こおろぎが詰めるものの決められず、蹴竹が最大の決定機を逃す。この後蹴竹はフリーキックを得るもこれも決められず。すると次第にドリームのペースに。決まりはしなかったものの後半2分に4番高本彩の強烈なミドルが蹴竹ゴールを襲う場面も。するとその直後に宇津木→高本とパスが綺麗に通りこれを高本がキッチリと決め鮮やかにドリームが先制。すると後半3分30秒付近ではドリームのゴールクリアランスを蹴竹中村がヘディングしたボールが自陣ゴールに入ってしまいオウンゴールでドリーム2点目。その後は余裕ある試合運びをしたドリームが準決勝に勝ち上がりました。

序盤からザナドゥペースで試合が展開し、カレッツァは自陣でのプレーが続き苦しい展開。前半2分ザナドゥは12番松本美佳里が強烈なミドルを放つ。これをカレッツァゴレイロ1番赤坂さなえが素晴らしい反応を見せ防ぐも、ゴール前に詰めていたザナドゥ6番田代さやかがキッチリと決め先制。カレッツァは少ないチャンスから16番滝ありさがシュートを放つもののゴールの上。前半は1-0とザナドゥリード。後半もザナドゥペース。後半1分ザナドゥキャプテン9番安田美香の決定的なシュートは惜しくもポスト。救われたカレッツァはその直後にカウンターからキャプテン2番小島くるみが強烈なシュートを放つもザナドゥゴレイロ21番中村真弓のファインセーブに阻まれる。その後もカレッツァは何度か小島が突破しかけるもザナドゥゴールを割れず。逆にザナドゥは残り1分でコーナーからのシュートがポストを叩く場面も。そして1-0のまま試合終了でザナドゥが準決勝進出。カレッツァはここで消えると共に総合優勝の可能性も消えました。

ガッタスの試合に関してはメモ取りながら観るという余裕はないんで記憶の限りというコトになりますが、前半からよく守っていたと思います。フィールドプレーヤーで目立ったのはミキティの動き。途中で2人抜きを披露したり、相手からのボールカットシーンなど数多く見られました。替わったコレティの惜しいシュートなどもありましたが、得点は出来ず。逆に攻め込まれる場面も幾度かありましたが、そこも守りきって0-0で前半を終えました。

    • ガッタス後半開始時メンバー:辻・藤本・是永・石川・吉澤(交代はメモしていません)

まぁ9人制ルールの関係でガッタスに関しては全員出場せねばなのでスタメン云々は関係ナイですが。後半もよく守っていましたが、なかなか攻撃に転じれず。それでもヤンジャンに決定機を与えないまま試合を終え、PK戦となりました。
PK戦ではのんちゃんが会場のコールを煽っていました。そして…

チーム名 1 2 3
ヤンジャン ×(10KONAN) ×(18松本) - 0
(コース) 右・セーブ 右・枠外 -
ガッタス ○(8あさみ) ○(4みうな - 2
(コース) -

ヤンジャンKONANの1本目をセーブしたのんちゃん。これで勢いに乗ったガッタスはあさみ・みうなの卒業組が連続ゴール。ヤンジャン2人目の松本さゆきのゴールは枠外だったため、PK2-0でガッタスが準決勝進出を決めました。

前大会の決勝戦と同じカード。両チーム共に一進一退で試合は進む。前半1分ファンタジスタ6番青谷優衣のシュートはゴールの上。ヨツヤはファンタジスタ陣地まで攻め込むも最後のシュートまでは行かず。ファンタジスタは前半5分コーナーキックから9番かりんがダイレクトボレーを見せ会場を沸かせる。しかし得点は出来ず0-0のまま前半終了。
後半に決定機を作ったのはファンタジスタ。後半5分に8番前野るみえがシュートを放つ…もこれが惜しくもポスト。ヨツヤは3番斉藤リコが攻守の要となりファンタジスタの攻撃を防ぎきり0-0で終了。前大会に続きこの2チームの決着の行方はPK戦へ。

チーム名 1 2 3
ヨツヤ ×(14村田) ○(8小出) ○(3斉藤) 2
(コース) 正面 中上
ファンタジスタ ○(9かりん) ○(6青谷) 14(丸山) 3
(コース) 上バー→ゴール内

ヨツヤ1人目村田千鶴のシュートがキーパー正面。対し、ファンタジスタは2人目青谷のシュートがゴール上のバーを直撃するもゴール内に入る幸運もありリード。2-2で迎えた3人目の丸山がキッチリと決め、PK3-2でファンタジスタが準決勝進出。ヨツヤは雪辱ならず。

順位決定戦。

時間軸としては準決勝第1試合→順位決定戦1→準決勝第2試合→順位決定戦2の順で行なわれましたが便宜上順位決定戦2試合をまとめて書いていきます。

総合優勝がこの地点で無くなったカレッツァですが、この試合ではモチベーションを落とすどころかその悔しさをぶつけるかのごとく最初から最後まで攻め続けていました。前半1分半には小島のミドルがゴールを襲うもこれはキーパー正面。さらに6番長谷川桃や4番ふるけいこもシュートを放つもいずれもゴール上や横、あるいはキーパー正面。蹴竹は攻められながらもゴールを許さずに前半は0-0で終了。
カレッツァの執念が実ったのは後半4分。小島のミドルを蹴竹キーパーが弾いたところに詰めていた長谷川が押し込み待望の得点。その後は両チーム得点無く、1-0でカレッツァが勝利。最後に意地を見ました。

ヨツヤはゴレイロ伊藤雅子が控えで後半からの登場。前半1分ヤンジャンキャプテン5番松原渓の弾丸シュートがヨツヤゴールを襲うも惜しくもポスト。前半2分にヤンジャンゴレイロペナルティエリアを越えて手でボールをキャッチし、ヨツヤが絶好の位置でのフリーキックを得る。しかし、ここをヤンジャンが凌ぎ切りヨツヤは得点できず。逆にヤンジャンは前半4分13番吉川綾乃がゴール前フリーからシュートするもののヨツヤ9番鈴木奈都がファインセーブ。攻守の入れ替わりが激しい中、両チーム共に得点を許さず前半は0-0。
後半に入っても一進一退。後半のラスト3分ぐらいはヨツヤがかなりの猛攻を見せるもののヤンジャンの守りも必死。結局、最後まで守り抜いて0-0となりPK戦へ。両チーム共に1回戦に続いてのPK戦

チーム名 1 2 3
ヨツヤ ○(3斉藤) ○(8小出) ○(7小松) 3
(コース) 中・キーパー触れるも 左スミ 左ポスト→ゴール内
ヤンジャン ×(10KONAN) ○(18松本) - 1
(コース) 右ポスト 中上 -

1本目が明暗を分けた形となりヨツヤがPK3-1で勝利となりました。

準決勝〜3強の生き残りは…。

序盤は一進一退の攻防。最初に決定機を作ったのはザナドゥ。前半2分に3番MANAMIが中盤から抜けフリーでゴール前へ。しかしドリーム宇津木が懸命に戻りスライディングでシュートはさせず。しかし序々にザナドゥが押し込む場面が増える。そして前半4分。ザナドゥ松本→MANAMIと綺麗にパスが通り、MANAMIが豪快に決め先制*1。勢いを付けたザナドゥは前半7分にもキャプテン安田の強烈なミドル、これはドリーム橘が防ぎこぼれ球のシュートをもファインセーブ。橘が意地を見せ追加点を許さず。それでも前半は1-0とザナドゥリードで終える。
後半、追い込まれたドリームは宇津木が前線に上がる場面が増えるもののザナドゥゴールを割れず。逆にザナドゥは後半5分、キックインから2番仁藤優子がヘッドで決め2-0とする。ここからの3分間、ドリームは必死に攻めるものの得点できず2-0でザナドゥが決勝進出。ドリームの総合優勝はガッタスの結果待ちという状況に持ち込まれる。

ドリームが敗退したことにより、FINAL優勝→総合優勝というわかりやすい形になったガッタス。前大会優勝のファンタジスタ相手によく守る。この前半ではミキティの惜しいシュートが2本あったもののゴールには至らず。守りの方ものんちゃんの好セーブがあり、得点はさせず0-0で前半終了。

    • ガッタス後半開始時メンバー:辻・あさみ・石川・吉澤・里田(交代はメモしていません)

ヤンジャン戦に比べ攻める場面も増えていたガッタス柴ちゃんが中央突破しシュートまで持ち込んだ場面がかなり惜しかったです。それからよっすぃ〜のキックインを裏に回りこんだあさみがトラップ、ゴールを向いたシーンでは歓声が上がりました。これも惜しくもシュート出来ず。終了間際には絶好の位置でフリーキックを得、これをコレティがシュートしましたが壁に阻まれてファンタジスタゴールを割れず。結局0-0でまたしてもPK戦へ。

チーム名 1 2 3 S1
ガッタス ○(7コレティ ○(4みうな ○(8あさみ) ○(11まいちん) 4
(コース) 中・キーパー触れるも
ファンタジスタ ○(9かりん) ○(6青谷) ○(14丸山) ×(2佐々木) 3
(コース) 正面

サドンデスまで持ち込まれたこのPK。ガッタスコレティの後、カントリー娘。3人が揃い踏みでゴールを決める。対するファンタジスタは4人目2番佐々木蓮のシュートがのんちゃんの正面。これで勝負アリで2試合連続0-0でのPKながらガッタスが決勝進出。

勝戦〜栄光は…。

この前半開始時のメンバーが準“カン紺藤”。“カンのん藤”とでも呼びましょうか、このメンバー構成だけで感動。前半からザナドゥに攻められっ放しのガッタスでしたが、ここで大活躍だったのがのんちゃん。今回は飛び出しのタイミング・勘が抜群に良くてガッタスが幾度と無く迎えたピンチを身体を張ってセーブしていました。この頑張りもあって圧倒的にザナドゥに攻められながらも0-0で前半終了。

    • ガッタス後半開始時メンバー:辻・是永・石川・吉澤・里田(交代はメモしていません)

後半ものんちゃんの身体を張ったプレーが目立ちました。しかし、後半3分過ぎのプレーでザナドゥの選手と交錯し倒れるのんちゃん。会場は一時騒然となりましたが、会場の「希美!」コールも後押しして、何とか立ち上がったのんちゃん。足は痛むようでしたが、それでもその後もガッタスゴールを守り続けました。フィールドプレーヤーも最後まで頑張ってザナドゥに得点させず、0-0で試合終了。三度PK戦へと持ち込まれました。

先攻はザナドゥ。10番小由里の放ったシュートは枠外に外れました。対しガッタスの1人目はコレティ。プレッシャーのかかる場面でしたが、豪快に決めてガッタスリード。ザナドゥ2人目松本。このシュートにのんちゃんも反応、触ったんですがボールは無情にもゴール内へ入り1-1。ガッタス2人目はみうな。渾身の力を込めてシュートを放ちましたが、キーパー正面で1-1のまま。ザナドゥ3人目は田代。ガッタスサポーターは願いましたが、ゴール右へと決まり2-1。追い込まれたガッタスの3人目はあさみ。決めれば同点サドンデスという場面。そして…

チーム名 1 2 3
ザナドゥ ×(10小由里 ○(12松本) ○(6田代) 2
(コース) 左・枠外 右・のんちゃん触るも
ガッタス ○(7コレティ ×(4みうな ×(8あさみ) 1
(コース) 正面 左・枠外

あさみのシュートはゴール左の枠外へ。この瞬間、優勝はザナドゥとなりました。

表彰式。

まずFINALステージの表彰式。初優勝を飾ったザナドゥは結果的に“3強”全てを破っての優勝ですから文句ナシでしょう。ガッタスについては後述。
その後に年間の表彰式で再び青嶋アナ登場。年間表彰式はスタンドで行なわれました。勝ち点20でドリームとガッタスが並んだものの得失点差で年間王者の栄光はドリームに渡りました。まずメダルが1人1人の首にかけられ、賞金・副賞の授与、トロフィーの授与、すかいらーくグループの方とフジテレビの方からのお話と続いていきました。
年間2位でのコメントとしてよっすぃ〜は「年間優勝は出来なかったんですが…でも準優勝でもいいです。(観客の「え〜っ」に対し)悔しいですよ。悔しいですけど…素敵な仲間と1年間一緒にやって来れたんでいいです。今日で最後のメンバーもいますけど、ガッタスはこれからも走り続けていくんで…応援してくれますよね?(サポ歓声)」というような感じで語っていました。
また、スフィアリーグが継続される旨の発表もありました。
退場時には年間優勝の喜びを噛みしめるドリーム、初優勝で歓喜ザナドゥなどもいましたが、ガッタスはまず正面スタンド前でバンザイ2回、さらに退場口付近でもバンザイ2回(斎藤さんが出迎えていました)、さらにカントリー娘。の3人だけでカメラアピールとバンザイをやって退場していきました。

FINALの個人的感想とガッタスの今後。

今大会のガッタス。戦い方そのものには不満の残った人もいたかもしれません。でも、トモキ的には29日の日記でも「泥臭い戦い方でもいい。何が何でも勝って欲しい」と書いた通りの戦い方をしてくれましたし、今回は「総合優勝」が懸かっていた大会でしたし、現状のチーム力を考えると今大会はあの戦い方しかなかったと思います。ですから、試合内容はともかくとしてガッタスみんなよくやったと思います。
それに久しぶりに“気持ち”のこもったガッタスの試合を観れた気がします。目標とやるべきことがハッキリしていたのもあるでしょうが、今大会のガッタスほど気迫のこもったガッタスは本当にいつ以来だろう、というくらいでした。プレーの質という点では物足りない部分も多かったですけど、この“気持ち”のこもった試合を観れたコトで今大会に関しては満足です。
今大会でのガッタスMVPを挙げるとすれば間違いなくのんちゃん。今までの大会でのトモキののんちゃん評というのはそうは高くありませんでした。しかし、今大会では前大会でミスした部分もあった飛び出しのタイミングが抜群に良かったですし、何より身体を張ってボールに飛び込むのんちゃんの姿には感動させられました。特にザナドゥ戦ではのんちゃんの判断の良さが無ければ軽く2〜3点取られていたでしょうし、足を負傷してからもボールに飛び込み続けるのんちゃんは本当に素晴らしかったです。今大会無失点は立派。
フィールドプレーヤーではミキティの技に魅せられました。ヤンジャン戦での2人抜き、ファンタジスタ戦での惜しいシュート、幾度と無くボールカットする場面…鬼気迫るものがありました。ラストとなるあさみ・みうなの2人も最後まで懸命にプレーしていましたし、よっすぃ〜梨華ちゃんコレティ・まいちん・柴ちゃんも今自身が出来る限りのプレーをしていたと思います。
正直、FINALでのガッタスのチームとしての力量はスフィア全体の中でも真ん中〜中の上くらいだったと思います。技術的な面ではこの1年で他チームに追い越された部分も多いですし、後半の大会では思うようなプレーが出来ないことも多かったと思います。年間優勝には後一歩のところで及びませんでしたが、今年最後の大会で“気持ち”を観れたコトは本当に嬉しかったです。
試合内容には満足していませんが、これは最初にも書いたように今大会ではある程度こうなるだろうな、というのは想像していましたし、それはまた来年に向けてテコ入れしていく部分でしょう。あさみ・みうながチームを抜けることでガッタス在籍メンバーは7人。今大会を一区切りとして、しかしながらガッタス継続は発表されたワケですからおそらくはリトルガッタスからの昇格、あるいはチーム合流という形になると思われます。
来年も活動を続けていくからには、それなりのものを観たいという気持ちがあります。かと言って、あくまで芸能活動との両立ですから、今まで以上に練習時間を増やすというワケにはいかないでしょう。いかに効率よく練習していけるかと思います。事務所にも最低限の練習時間は確保してもらいたいです。他チームとの差をどこまで詰めていけるかはわかりませんが、来年以降のガッタスもまだまだ見守っていく必要がありそうですね。
何はともあれ1年間お疲れ様でした。そして、あさみ・みうな本当にありがとう。

*1:余談ながらこの時のガッタスサポーター露骨に喜び過ぎ(笑)。普段はザナドゥを敵対視してるのに…。