逃した馬券は大きいぞ!(笑)

天皇賞(秋)3連単122万馬券という大波乱の結果ということで早速このタイトル。…と、言っても自分としては別段惜しくもない予想をしていたんで諦めがつきます(笑)。

レースの方は勝ち馬から最下位までが1.2秒差という大混戦。逃げたのはストーミーカフェ、2番手にタップダンスシチーがつけこの展開は予想通り…かと思いきや前半1000m62.4秒という超スローの流れは完全に予想外。全体の上がりが33.6秒、1番遅い上がりのストーミーカフェが34.1秒で32秒台の上がりを使った馬が多数でしたからね…完全に瞬発力勝負となったこの流れが結果的に自分の◎タップダンスシチー(9着)や心の本命バランスオブゲーム(11着)の敗因*1でもありそう。と、同時に中団より後ろにいた組も全滅。直線に入り、抜け出してきたのはダンスインザムード。残り200mを切って、ようやくゼンノロブロイがそれに並びかけ「昨年の1-2着で再び?」と思われた所に突っ込んできたのが何と何とヘヴンリーロマンス。最後にグイッと一伸びしてゼンノロブロイを頭差交わした所がゴールでした。

牝馬によるエアグルーヴ以来8年ぶりの天皇賞制覇は出走していた牝馬G1馬3頭ではなく、G1初制覇の同馬でした。実に単勝14番人気。鞍上松永幹夫騎手も久々*2の中央G1勝ち。馬券はサッパリ外れましたが、この人&馬にやられたなら仕方ないな…という感じでした。松永騎手も色々と苦労してきた人物ですし、苦労は報われるものだなぁ…と教えられた気がします。

3着ダンスインザムードも立派。昨日の日記で自分はこの2頭を、

1ヘヴンリーロマンス…地力強化は認めるも、いきなりここでは…エリ女で狙いたい馬。

12ダンスインザムード…昨年2着ということでアドグルと同様に買える条件ではあるものの、如何せん今季の成績では手が出ません。

という理由で消していますが「このくらいの理由なら買えるじゃん!(笑)」って感じで…さらにゼンノロブロイの2着理由は完璧な的中、2番人気ハーツクライ、3番人気リンカーンを消したという所までは自画自賛していますが(爆)、それが馬券の的中に繋がらなければ意味ナイですからねぇ…毎度のコトながら後々になって思うことですね(笑)。



来週はG1の中休みということで、馬券を買うのもお休みの予定です。に、しても…中長距離の牡馬勢がディープインパクトを抜かして古馬・3歳共に情けない感じがしてならない今日の競馬界。


*1:タップ33.9秒、バランスも33.8秒の上がりを使っていますが、それぞれ2番目・3番目に遅い上がりタイム。元来、瞬発力勝負では分が悪いタイプ。

*2:ファレノプシスエリ女以来かな?