証人喚問。

たまには堅めの話から。
今日は阪神・淡路大震災から11年。当時ニュースでその光景を目にした時には自分は小学生だったんですが「こんな事が同じ日本で起こっているの…?」と、小学生ながら深い衝撃を受けた出来事です。その後、色んな人々の協力によって復興は進んでいきましたが、やっぱりこういった出来事は忘れてはならないものだと思います。
そして、そんな中行われた耐震偽装問題に関するヒューザー小嶋社長の証人喚問。自分は試験期間中ながら、今日は試験ナシで休みと同じ状況だったので昼間はNHKの生中継でその様子を見守っていたワケですが…話になりませんね。何でもかんでも「訴追の恐れがございますので…」の一言で証言拒否。これは法律上認められている「権利」ではありますけど、これじゃあ全く意味がないですよね。なんで、もう少し早い時期にやらなかったのかという疑問も残りますし…。質問する議員の側も前回よりは若干マシと言ったくらいで、結局新たなコトを引き出せたのは民主党馬渕議員ぐらいですもんね。彼の質問は入手した資料などをフルに活用してのものなので、説得力もありますし、一歩踏み込んだ感じで良いのですが、他の議員さんは結局似たようなことしか言わないですし…。
自分自身、直接の被害は無かったですが昨年の7月に震度5弱という地震を体験しています。幸い、自分の今住んでいるマンションは耐震構造もしっかりしているようで、だから直接の被害というものも無かったですけど、今回の耐震偽装が明らかになったマンションではこのくらいの震度でも倒壊の恐れがあるワケですよね。その昨年7月の時は偽装が明らかになったマンションのある辺りでも震度4〜5弱くらいだったかと思いますが、実際その時も倒壊の可能性が十分あったわけですし「そんな場所に住んでいたら…」と思うと、本当にゾッとします。実際に住んでいた方々がいるのですから尚更です。
何にせよ、まだまだはっきりしないことが多すぎる今回の問題。本当に自然災害だけはただでさえ人間の手ではどうしようもない問題です。いつ起こり得るかは誰にもわかりません。その為にも、早く真相が明らかになってもらいたいものです。