淀に響いた風の歌!

菊花賞。2年連続の3冠馬は誕生ならずでした。レース自体は見応え十分。まずは武豊アドマイヤメインが予想通りの逃げ。自分も「こうなるだろう」というのは予想していましたが、後続を引き離しての大逃げ。しかし、最初の1000m通過ラップが58秒7と出た瞬間「ちょっと早過ぎる…」と思いましたが…その頃メイショウサムソンは離れた4番手。こちらも絶好のポジションに見えたんですけどね。それをぴったりとマークするかのようにドリームパスポート。その後アドマイヤメインも中盤はラップを落として脚を温存。4コーナーを回ってもまだ後続を離していました。そこで2番手に上がってきたメイショウサムソン。「後はアドマイヤメインを捕らえるだけ!」と思ったんですが…外から上がってきたドリームパスポートに一瞬で交わされる。そのドリームパスポートアドマイヤメインを捕らえ、一旦先頭に立ちましたが、一緒に伸びて来ていたのがソングオブウインドでした。切れ味が身上のドリームパスポートを上回る脚を見せてゴール。武幸四郎騎手、渾身の騎乗だったかと思います。しかもレコード勝ちですからねぇ…ソングオブウインドの推定上がりはJRAのHPによれば33.5とのコト。今日の京都は全体的にタイムが早く高速馬場だったみたいですが、それでも凄いものです。この馬自身、4着以下が1度もナイ堅実派ですし、前走の神戸新聞杯がイイ内容の3着でしたしね。それでいて単勝44倍は人気が無さ過ぎた面もあります。またエルコンドルパサー産駒は初のG1勝ちとなりました。
2着ドリームパスポート。前が行ってくれて、この馬向きの流れになったんですが…横山典弘騎手、菊花賞4年連続2着ですかぁ…この馬自身も3冠レース2-3-2着。人馬共に詰めが甘いと言うか運がないと言うか…。3着アドマイヤメインも大バテせずに3着。今後、馬体が完成されてくるとさらにおもしろい存在かも。そして4着メイショウサムソン。自身がアドマイヤメインを捕まえに行かなければならなかった分、早めに動いたのと、ややなし崩しに脚を使わされたのもありますかね。惜しくも3冠はなりませんでしたが、今後また巻き返すところを見たいです。
馬券は昨日書いた通りに買っていたのでハズレ。単勝も買っちゃったからなぁ…(苦笑)
来週は天皇賞(秋)。尚、ディープインパクトは回避するそうで(JRA公式)。こうやってJRAのサイトに出否が載るのも珍しいですが…まぁ回避そのものは妥当かと思いますが。でも、マルカシェンクは本当はこっち出たかったんでしょうし、回避するならもう少し早い発表でも…と個人的には思いました。
まぁ、雨を願いつつ◎はもちろんバランスオブゲームと宣言しておきましょう(笑)